2026-10-19 コメント投稿する ▼
豊見城市長選挙 徳元次人氏が与根漁港で牡蠣養殖ともーい復活を発信
沖縄県の豊見城市長選挙は、2026年10月25日に投開票を迎えます。2期目を目指す現職の徳元次人氏(豊見城市長)は、自身のXで、与根漁港に関わる漁業の新しい取り組みとして、牡蠣の養殖と「もーい」の復活を紹介し、市政継続への支持を呼びかけました。投稿では、漁業者自身の働きかけが出発点だと強調されています。一方で、事業を担う団体や始める時期、規模は書かれていません。選挙は無所属の2人による争いで、同じ日に市議会議員選挙も行われます。
徳元次人氏が与根漁港から発信した2期目の漁業構想
沖縄県の豊見城市で、豊見城市長選挙が2026年10月25日の投開票に向けて進んでいます。2期目を目指す徳元次人氏(豊見城市長)が、自身のX(旧ツイッター)で、市内の漁港を舞台にした漁業の新しい取り組みを紹介しました。
投稿によると、与根漁港は糸満漁協の与根支部として、長い歴史を持つ漁港です。漁業の拠点であると同時に、ダイビングの出発点にもなっているとのことです。徳元氏は、この漁港に関わる「漁業の新たな取り組み」として、2期目に二つのことを進めたいと述べています。
一つ目は、牡蠣の養殖です。陸上養殖(海ではなく、陸の上の水槽などで魚や貝を育てる方法)で育てたうえで、さらに海の中でも育てた牡蠣を、豊見城の新しい産業として全国にPRしていくとしています。二つ目は、沖縄の海の恵みとされる「もーい」を、もう一度よみがえらせることです。
投稿で目を引くのは、これらを「やりましょう」と働きかけたのが、豊見城の漁業者の皆さん自身だと強調している点です。徳元氏は、漁業者とともに、農業や漁業などの第一次産業を軸に豊見城をさらに前へ進めていくと書き、「市政継続」への支持を呼びかけました。なお、投稿には、事業を担う団体の名前や、始める時期、規模までは書かれていません。
「漁師さんの側から声が上がったのなら心強いです。現場の意見が通る市政であってほしいです」
「牡蠣の養殖は、どのくらいの規模で何年かけて進めるのか、具体的な計画も知りたいです」
沖縄の海藻「モーイ」と与根の海岸
沖縄には「モーイ」と呼ばれる海藻があります。2023年の報道によると、名護市の羽地内海の周辺などで採れ、方言では複数の種類の海藻をまとめてこのように呼ぶとされています。収穫の時期は3月から5月ごろです。旧暦の3月3日に海で遊ぶ行事「浜下り」の前後には、一般の人も採っていたと紹介されています。
食べ方としては、乾かしたモーイを煮溶かして固める「モーイ豆腐」が知られています。結婚式や葬式などの行事の場で食べられてきた料理だそうです。
同じ報道は、豊見城市の与根の海岸にも触れています。1970年代から1980年代にかけては、沖縄島の南部では数少ない産地でしたが、海岸線が作り変えられたため、現在はモーイが育っていないとされています。ただし、徳元氏の投稿に出てくる「もーい」が、この報道で紹介されたモーイと同じものを指すのかどうかは、投稿だけでは分かりません。
もーいは名前を聞いたことはあっても食べたことがありません。復活するなら一度食べてみたいです
牡蠣をめぐる沖縄県内の動き
沖縄県内では、牡蠣の養殖を産業にしようという動きが、すでに報じられています。2023年9月には、糸満漁協が牡蠣養殖の産業化に乗り出し、流通は2024年から始まる見通しだと伝えられました。徳元氏の投稿に出てくる与根漁港は、この糸満漁協の与根支部にあたります。
さらに、2026年8月2日には、沖縄県牡蠣養殖協議会が育てたマガキ「琉球牡蠣」が初めて出荷されました。約10年をかけて沖縄の海に合った養殖の技術を整え、ブランド化と、生産量1トンを目標にしているとされています。
ただし、確認できた範囲の報道には、徳元氏が投稿で紹介した与根漁港での取り組みについての言及はありませんでした。投稿の内容がこれらの動きとどのようにつながるのかは、投稿からは分かりません。
豊見城市長選挙の構図と投票日
豊見城市長選挙は、2026年10月18日に告示され、10月25日に投開票が行われます。立候補したのは2人です。無所属で2期目を目指す現職の徳元次人氏(45歳)と、無所属の新人の大田善裕氏(前市議・46歳)が争います。同じ日には、豊見城市議会議員選挙も行われます。
支援の態勢も報じられています。徳元氏は、自由民主党(自民党)の沖縄県連から推薦を受けました。公明党の沖縄県本部は、2026年10月14日に徳元氏の支持を決めています。
徳元氏は、2022年10月9日の市長選挙で初当選しました。得票は13,335票で、山川仁氏(当時の市長)に約2,800票の差をつけました。投票率は49.72%で、およそ半数の有権者が投票した計算です。
「選挙のときだけでなく、任期中の取り組みも数字や時期を示して説明してほしいです」
「どちらの候補が漁業や観光にどう向き合うのか、投票の前にしっかり比べたいと思います」
まとめ
- 徳元次人氏は、2期目に取り組む漁業の新施策として、牡蠣の養殖と「もーい」の復活を投稿で紹介しました。
- 投稿では、これらは豊見城の漁業者自身の働きかけだとされています。事業の担い手や時期、規模は示されていません。
- 2023年の報道では、与根の海岸はかつてモーイの産地でしたが、現在は育っていないとされています。
- 県内では、2026年8月2日に「琉球牡蠣」が初めて出荷されるなど、牡蠣養殖の動きが報じられています。
- 豊見城市長選挙は2026年10月25日に投開票で、徳元氏と大田善裕氏の2人が立候補しています。
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