2026-10-20 コメント投稿する ▼
公明党・岡本三成新代表に批判殺到 「打倒高市」報道と連立離脱後の行方
公明党は2026年10月3日の党大会で、岡本三成氏を新代表に選びました。公明党は2025年10月に自民党との連立を離脱し、2026年1月に中道改革連合を結成しましたが、2月の衆議院選挙で大敗し、その後に中道は分裂しました。現在の公明党は衆参あわせて49人です。そうした中、元幹部とされる人物が「打倒高市」で進むと語ったと報じられ、ネット上では「政権交代が目的になっている」などの批判が相次いでいます。党として正式に掲げたとは確認できておらず、岡本氏は与野党の垣根なく連携する考えを示しています。2027年4月の統一地方選に向けた動きも注目されます。
岡本三成氏が公明党の新代表に就任、党大会で語った方針
公明党は2026年10月3日に党大会を開き、岡本三成氏(公明党代表)を新しい代表に選びました。岡本氏は党大会のあいさつで、より開かれた党として与野党の垣根なく幅広く連携する考えを示し、政界再編の軸になる考えを語ったと報じられています。
党大会のあとの記者会見では、自由民主党(自民党)にも信頼できる仲間と思っている方がたくさんいると述べたとも伝えられました。党の立て直しは、2027年4月に行われる統一地方選などを見据えたものとされています。政府は2026年10月16日、この統一地方選の投票日を4月11日と4月25日とする特例法案を閣議決定しました。
新代表のもとで再出発する公明党ですが、置かれている状況は決して楽ではありません。ここ1年ほどの間に、長年続いた連立政権からの離脱、新党の結成、そしてその新党の分裂と、大きな出来事が立て続けに起きたためです。まずは、その経緯を順番に振り返ります。
連立離脱から中道改革連合の分裂まで、公明党の1年
公明党は1999年10月に自民党との連立に加わり、2009年に政権を離れた時期をはさんで、2012年12月に連立が復活しました。その連立が大きく揺らいだのは、2025年7月20日の参議院選挙で、公明党が改選14議席に対して8議席にとどまってからです。
2025年10月10日、斉藤鉄夫氏(当時の公明党代表)が、自民党の高市早苗氏(首相)に連立政権からの離脱を伝えました。企業・団体献金の規制強化をめぐる対立があったと報じられています。高市氏は同じ月の10月21日に首相に指名され、内閣が発足しました。
2026年1月には、公明党と立憲民主党(立民)の衆議院議員が合流し、中道改革連合(中道)を結成しました。しかし、2月8日に投開票が行われた衆議院選挙で、中道は49議席にとどまり、大敗と報じられています。内訳は公明党出身が28人、立民出身が21人でした。
8月28日には、立民の水岡俊一氏(代表)が、中道への組織的な合流はしないと表明し、中道は分裂へと向かいました。中道を離れた公明党出身の衆議院議員28人は、9月に公明党へ復党しています。現在の公明党は、衆議院28人と参議院21人の合わせて49人です。2月の衆院選で中道が得た49議席とは別の数字になります。
「打倒高市」報道に批判の声、迷走感が漂う公明党の進む先
こうした中で注目を集めたのが、公明党の元幹部とされる人物の発言です。報道によると、この人物は匿名で、自民党と絶縁したわけではないとしつつ、高市政権が続いている限りは「打倒高市」で進むと語ったとされています。中途半端な対応が一番良くなく、政界再編はその後になるという趣旨も伝えられました。
ただし、公明党が党として正式に「打倒高市」を掲げたと発表した事実は確認できていません。岡本氏が党大会のあいさつで述べたのは、冒頭で紹介した与野党の垣根なく幅広く連携するという内容でした。それでもこの発言をめぐり、ネット上では批判や疑問の声が相次いでいます。
「結局、政権交代そのものが目的になっていませんか。」
「打倒を掲げる時点で、問題の本質を見誤っていると思います。」
民間の世論調査(電話)では、2026年9月12日と13日の時点で、高市内閣の支持率は50.8%と半数を超えていました。前の月より4.9ポイント上がっています。一方、公明党の政党支持率は1.7%で、前の月より1.5ポイント下がりました。
「国民のために動くなら、打倒という考え方はもう時代に合っていないと感じます。」
「いったいどこを見て政治をしているのでしょうか。」
さらに報道では、公明党の岡本氏が高市政権の後をにらんで、与党に復帰する青写真も描いているとされています。党関係者の話として、次の自民党総裁が公明党の政策や理念を受け入れるかどうかが焦点になる、とも伝えられました。「打倒」という言葉と与党復帰の構想という、向きの異なる二つの話が並んで報じられています。ネット上には、次のような厳しい意見もありました。
野党になってから、政治的な信念より党の利益を露骨に優先するようになったと思います。
物価高など暮らしに直結する課題が続く中、与党にも野党にも、政策の中身で有権者に判断してもらうことが問われています。2027年4月の統一地方選に向けて、岡本氏が掲げる「政界再編の軸」が何を意味するのか、有権者に分かる言葉で示すことが求められます。
まとめ
- 公明党は2026年10月3日の党大会で、岡本三成氏を新代表に選びました。
- 2025年10月10日に連立を離脱し、2026年1月に中道改革連合を結成しましたが、2月の衆院選で大敗し、その後分裂しました。
- 現在の公明党は衆議院28人、参議院21人の合計49人です。
- 元幹部とされる人物が「打倒高市」と語ったと報じられましたが、党としての正式な発表は確認できていません。
- ネット上では「政権交代が目的になっている」などの批判が出ています。
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