2025-01-11
こども家庭庁、7.3兆円の予算案で「未来戦略」を本格実施
2025年度のこども家庭庁予算案は、一般会計に4兆2367億円、子ども・子育て支援特別会計に3兆903億円を計上し、総額で7兆3270億円となりました。これは前年度比で約1兆1063億円の増加を意味し、こども・子育て政策の強化を本格的に実施する「こども未来戦略」に基づくものです。
■保育の質向上
保育の質向上には計1933億円を投じ、保育士の配置基準を見直さずに、ICT導入や職場環境の改善を進める保育所に対して、保育士配置を5対1に改善した場合の人件費相当分を加算する措置を設けました。
■「こども誰でも通園制度」の創設
保護者の就労を問わず、保育施設を一定時間利用できる「こども誰でも通園制度」を2025年度に制度化します。月10時間を上限に補助し、0歳児は1時間当たり1300円、1歳児は1100円、2歳児は900円の補助単価を設定しました。
■児童虐待防止と社会的養護の強化
児童虐待防止や社会的養護には計4033億円を計上し、児童相談所での児童福祉司を910人程度増員する目標を掲げています。また、心理職によるメンタルケアやデジタル技術の導入支援を通じて、職員の定着や業務効率化を進めます。
■仕事と子育ての両立支援
育児のために時短勤務を選択した場合の新たな給付制度を創設し、児童手当には2兆1666億円を計上して所得制限の撤廃などの抜本的な拡充を図ります。
2025-01-23 10:19:24(植村)
「先生の通信簿」は、議員や首長など政治家の公約・政策を「みんなで」まとめるサイトです。また、公約・政策に対しては、進捗度・達成度などを含めたご意見・評価を投稿することができます。
政治家や議員の方は、公約・政策を登録し有権者にアピールすることができます。また、日頃の活動報告も登録することができます。
選挙の際に各政治家の公約達成度や実行力など参考になれば幸いです。
※この情報は当サイトのユーザーによって書き込まれた内容になります。正確で詳しい情報は各政治家・政党のサイトなどでご確認ください。