2025-01-16
川口市でクルド人業者が「日本クルド建設業協会」を設立、業界の課題解決へ
埼玉県川口市に集住するトルコの少数民族クルド人らが、建設業の一部門である解体工事を生業としており、昨年10月28日に「日本クルド建設業協会」と称する一般社団法人を設立しました。
この協会は、同市内のJR蕨駅東口近くの雑居ビル内に所在し、一般社団法人「日本クルド文化協会」と同じビルに位置しています。
設立目的として「建設産業の基本的な諸課題の解決に取り組む」と掲げており、具体的には「調査研究や関係機関への意見具申」「建設工事に係る安全対策を推進するための研究や講習会」などの事業を予定しています。
川口市内の解体業者は昨年12月末時点で262社で、増加傾向にあります。そのうち代表者が中東系の名前の業者は約170社で、全体の約65%を占めています。大半はクルド人とみられます。
近年、クルド人らの解体業者の資材置き場(ヤード)が急増し、過積載や速度超過などの危険運転が問題化しています。川口市長や市議、埼玉県議らは昨年10~11月、県警に対し取り締まりを強化するよう相次ぎ要望書を出す事態となっています。また、市は資材置き場の規制を強化する条例改正案を3月議会へ提出予定で、来年度中の施行を目指しています。
一般社団法人は行政の許認可や資本金などが不要で、比較的簡単に設立できます。「日本クルド建設業協会」は、建設業に係る諸制度や建設産業における基本的な諸課題の解決に取り組むことを目的としています。
川口市周辺では、クルド人らの解体業者が増加し、地域社会との摩擦が生じています。例えば、産業廃棄物の不法投棄や過積載、速度超過などの問題が報告されています。これらの問題に対処するため、川口市は資材置き場の規制強化を検討しています。
「日本クルド建設業協会」の設立は、クルド人解体業者の業界団体として、業界の健全化や安全対策の推進を目的としています。しかし、地域社会との摩擦や問題が解決されるかどうかは、今後の取り組みにかかっています。
2025-01-16 14:58:31(うみ)
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