2026-10-31 コメント投稿する ▼
首里城火災から7年 嘉手川こうた氏が呼びかける首里城復興祭と正殿完成
2019年10月31日の首里城火災から7年。嘉手川こうた氏(那覇市議会議員)が、2026年11月1日から3日まで開かれる首里城復興祭への参加を呼びかけました。初日は国際通りで約700名による琉球王朝絵巻行列、2日目は国王・王妃の出御、最終日は古式行列に加えて首里こども大綱曳やドローンショーなどが予定されています。正殿の完成式は11月22日に開かれる予定で、再建が形になる節目の祭りです。
首里城火災から7年、2026年11月に正殿が完成へ
2019年10月31日の未明、那覇市の首里城で火災が起き、正殿をはじめとする主要な建物が焼けました。琉球王国の象徴として長く親しまれてきた城が一夜で姿を消した出来事は、多くの人の記憶に深く刻まれています。出火の原因については警察と消防が調べましたが、特定には至りませんでした。
あれから7年がたった2026年10月31日、嘉手川こうた氏(那覇市議会議員)は自身のSNSで、当時の思いと今後の催しについて発信しました。首里で生まれ育った嘉手川氏は、焼失の日を「言葉にできないほど悲しい出来事でした」と振り返っています。そのうえで、「首里城を、もう一度。」という願いをつないできた人々のおかげで、2026年に正殿が完成を迎えると感謝の気持ちを記しました。
復元工事は2022年11月3日に始まりました。正殿の完成式は2026年11月22日に首里城公園で開かれる予定で、政府が2026年6月2日の記者会見で発表しています。正殿内部の一般公開は2026年11月23日(月・祝)からです。焼失から7年という節目に、正殿の完成式を迎える年となりました。
「あの日の映像は今でも忘れられません。正殿が戻ると聞いて、胸が熱くなりました。」
3日間の首里城復興祭、日程と見どころ
その節目の年に開かれるのが、首里城復興祭です。2026年11月1日(日)から3日(火・祝)までの3日間、首里城公園とその周辺、そして那覇市の国際通りが舞台になります。10月31日(土)にも、首里城公園内の首里杜館(すいむいかん)の芝生広場ステージで、プレイベントのライブが開かれます。
初日の11月1日は、琉球王朝絵巻行列が12時30分から15時まで国際通りで行われます。国王や王妃、冊封使(中国から来た使者)、伝統芸能の団体など、約700名が通りを練り歩きます。観覧は無料です。国際通りでは12時から交通規制が行われるため、お出かけの際は時間に余裕を持つことが大切です。
「国際通りを国王と王妃が歩くなんて、子どもを連れて見に行きたいです。」
2日目の11月2日は、国王・王妃の出御(おでまし)が、首里城公園の奉神門前で10時、11時、12時の3回行われます。華やかな琉球衣装をまとった2人が登場する場面で、こちらも観覧は無料です。3日間を通して、首里杜館の芝生広場ステージでは首里城復興祈念ステージも開かれます。
11月3日は夜まで続く琉球王朝祭り首里
最終日の11月3日は、琉球王朝祭り首里が開かれ、見どころが集まります。昼は12時45分から16時まで古式行列が行われ、琉球王国時代の華やかな行列が首里のまちによみがえります。首里城公園の園内では奉神門から守礼門までを12時45分から、園外の龍潭通りでは13時50分から進みます。この日は山川交差点から鳥堀交差点までの間で、12時30分から20時まで交通規制が行われます。
嘉手川氏の投稿によると、夜にも催しが続きます。18時55分ごろには、こんちわ首里城前店前で首里こども大綱曳が行われます。嘉手川氏が実行委員として関わる「綾門大綱復活プロジェクト」は、かつて琉球王国時代に行われていた綾門大綱の復活を目指す取り組みで、2026年は子どもたちによる大綱曳になるといいます。
続いて19時10分ごろにはドローンショーが首里の夜空を彩り、19時20分ごろには旗頭ガーエーとカチャーシー(沖縄の自由な手踊り)が行われます。旗頭ガーエーは、これまで首里中学校で行われてきましたが、2026年は龍潭前で復活します。
「子どもたちが大綱を曳く姿を見たら、首里の未来が楽しみになると思います。」
伝統を次世代へつなぐ支援と、参加前の注意点
嘉手川氏は、琉球王朝祭り首里の実行委員を務めた経験があり、運営の大変さを肌で感じていると述べています。伝統を次世代につないでいくため、議会でも支援の拡充を求めてきたといい、2026年度は関連予算の増額が実現したと報告しました。祭りは、首里の人々をはじめ多くの方が大切に守り続けてきたものです。地域の努力を行政が支え、世代を超えて受け継いでいく姿は、ふるさとの文化を守るうえで大切な視点です。
「地元のお祭りを守ってきた人たちに感謝です。予算がついて本当によかったです。」
参加する際は、いくつか注意が必要です。首里城公園の周辺は大変混雑し、駐車場にも限りがあるため、バスやタクシー、モノレールの利用が呼びかけられています。内容や時間は、天候などによって変更または中止になる場合があります。また、正殿の一般公開は事前予約制となり、料金も改定されるため、訪れる前に首里城公園の案内を確認しておくと安心です。
「完成した正殿を見る前に、まず復興祭で首里の空気を感じたいです。」
首里城は、焼失の悲しみを乗り越え、多くの人の思いによって再び姿を現そうとしています。祭りの3日間は、その歩みを見つめ直し、受け継がれてきた文化を次の世代へ手渡す機会にしたいものです。
まとめ
- 2019年10月31日の首里城火災から7年。2026年11月22日に正殿の完成式が予定されています。
- 首里城復興祭は2026年11月1日から3日まで、国際通りと首里城公園周辺で開かれます。
- 11月3日は古式行列に加え、嘉手川こうた氏の投稿によると首里こども大綱曳やドローンショーなどが夜まで続きます。
- 嘉手川氏は、議会で支援拡充を求め、2026年度の関連予算の増額が実現したと報告しています。
- 当日は交通規制と混雑が見込まれるため、公共交通機関の利用が呼びかけられています。
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