2026-10-16 コメント投稿する ▼
高市早苗首相が任命責任を表明 辻元清美氏は簗和生氏の参考人招致を要求
2026年10月の参議院予算委員会で、簗和生氏が農林水産大臣を辞任してから初めての与野党論戦が行われました。高市早苗首相は冒頭、辞表を受け入れたと説明し、任命責任は自らにあると述べて、後任の武部新氏とともに重要課題に取り組む姿勢を示しました。立憲民主党の辻元清美氏は、簗氏の参考人招致を求めたものの自由民主党が拒否したと述べ、首相に総裁としての働きかけを要請しました。首相は問題として、地元での発言、選挙期間中のバス送迎、報道された件の三つを挙げ、「かばっていたわけではない」と答弁しました。簗氏の説明責任をめぐる攻防の要点を整理します。
立憲民主党(立民)の辻元清美氏(参議院議員)は、簗和生氏の参考人招致を求めたものの、自由民主党(自民党)が拒否したと述べ、首相に対応を迫りました。国会でのやりとりを順に整理し、何が問われているのかを分かりやすくお伝えします。
高市早苗首相が「任命責任は私にある」と表明
高市首相は委員会の冒頭で、簗氏と面会し、辞表の提出があったと説明しました。辞任の理由については、「これ以上国会審議に迷惑をかけるわけにはいかない」「農林水産行政に集中できない状況が続くことを避けるため」と簗氏から説明があり、その申し出を受け入れることにしたと述べました。
そのうえで首相は、「もとより大臣の任命責任は内閣総理大臣である私にある」と明言しました。任命責任を重く受け止める姿勢を示し、後任の武部新氏(農林水産大臣)とともに、内閣一丸となって重要な課題に答えを出すと強調しました。
簗氏は2026年9月の内閣改造で農林水産大臣に就き、就任から1か月に満たないうちの辞任となりました。首相は2026年10月9日の参議院本会議でも、更迭を否定したうえで「任命責任は私にある」と答弁していました。
任命責任は自分にあるとはっきり言った点は評価したいです。あとは農林水産行政を止めないでほしいです
辻元清美氏が簗和生氏の参考人招致を要求
質問に立った辻元氏は、高市首相に「簗議員の問題はこれで幕引きできる問題ではないとの認識があるか」と迫りました。そのうえで、簗氏に参考人として予算委員会への出席をお願いしたと明らかにし、「説明責任を果たしてもらいたい」と述べました。ところが自民党が拒否したといい、辻元氏は首相に対し、自民党総裁として、簗氏が参議院予算委員会に出席するよう働きかけてほしいと求めました。
首相は、簗氏について「一議員として引き続き説明責任を果たすことを期待している」と述べました。また、参考人として呼ぶかどうかについては、「国会運営については、予算委員会で決めることだと承知している」と答えました。
参考人とは、国会の委員会が、意見や説明を聞くために呼ぶ人のことです。出席するかどうかは本人の判断によります。これに対して証人喚問は、宣誓をしたうえで証言し、うそを述べると偽証の罪に問われる、より重い手続きです。辻元氏が求めたのは、このうち参考人としての出席です。
参考人なら強制ではないのだから、本人が出てきて自分の言葉で説明すればいいと思います。断る理由が分かりません
辞任につながった三つの問題
辻元氏が簗氏の問題は何かと尋ねると、高市首相は三つを挙げました。一つ目は地元での発言で、衆議院で簗氏が説明していた部分だとしました。二つ目は選挙期間中のバス送迎の件で、「これも明確に納得いただける答弁ではなかった」と述べました。三つ目は、報道は承知しているものの、実際について聞き取る間もなく辞任に至ったと説明しました。
地元での発言とは、2026年5月に自民党の会合で、選挙で自身を支援しなかった自治体の道路予算を大幅に削減したという趣旨の発言をしたと報じられたものです。簗氏は2026年10月5日に発言を撤回して陳謝したと伝えられています。
バス送迎については、簗氏が2026年10月13日の衆議院予算委員会で、過去の衆議院選挙で支持者を無料のシャトルバスで送迎したことを認めたと報じられています。
道路予算を減らすような話が出た時点で、国民の信頼を失ったと思います。辞任は当然です
問われる説明責任と今後の焦点
辻元氏は、首相が当初、簗氏の辞任や交代を判断しなかった点にも切り込みました。「簗さん、やめなさい、と言わなかったのは、あの発言ぐらいならセーフだよという判断だったということか」と質したのです。首相は「そういうわけではない」と否定し、発言が発覚した時点で説明がなかったとして、簗氏を強く叱責したと明らかにしました。当初から簗氏の対応を問題視していたという説明です。
さらに辻元氏が「なんでかばい続けたのか」と問うと、首相は「かばっていたわけではない、説明責任を果たす機会を与えてもらいたい」と答えました。このやりとりの場面では、委員会室の中で、野党の議員と思われる出席者から驚きの声が上がりました。
叱責したというなら、なぜもっと早く判断しなかったのでしょうか。そこはやはり納得できません
簗氏が説明責任をどう果たすのか、そして予算委員会が簗氏の参考人招致を認めるのかが、引き続き焦点となっています。首相は、後任の武部新氏とともに、内閣一丸となって重要な課題に答えを出す考えを示しています。
責任の取り方は人それぞれですが、農家の人たちは待ったなしです。新しい大臣には早く現場の声を聞いてほしいです
まとめ
- 2026年10月の参議院予算委員会で、高市早苗首相は冒頭、任命責任は自らにあると述べました
- 簗和生氏は「国会審議に迷惑をかけられない」として辞表を出し、後任は武部新氏になりました
- 辻元清美氏は簗氏の参考人招致を求め、自民党が拒否したと述べました
- 首相は問題として、地元での発言、バス送迎、報道された件の三つを挙げました
- 首相は「かばっていたわけではない」と答え、野党席から驚きの声が上がりました
この投稿の辻元清美の活動は、61点・活動偏差値55と評価されています。下記GOOD・BADボタンからあなたも評価してください。