2025-05-12 コメント投稿する ▼
「防災庁分局を石川県・小松空港周辺に」 馳知事が赤沢担当相に要望 災害対応拠点に期待
小松空港に防災庁の分局を 石川県の馳知事が強く要望
石川県の馳浩知事は12日、内閣府で赤沢亮正・防災庁設置準備担当相と会い、政府が2026年度の創設を目指す防災庁の分局を県内の小松空港周辺に設置するよう求めた。馳知事は、首都圏での大規模災害に備え、被災リスクの低い地域に分局を置く必要性を強調し、小松空港がその最適地であるとアピールした。
馳知事は記者団に対し、「小松空港は自衛隊との連携が可能で、過去の能登半島地震でも物資輸送の実績がある。災害対応の拠点として非常に適している」と説明。赤沢担当相は「石川県の優位性は理解した」と応じたが、分局設置の具体的な判断については明言を避けた。
小松空港の強み:災害対応実績と自衛隊との連携
* 小松空港は航空自衛隊小松基地との共用施設。災害時の迅速な物資・人員輸送が可能。
* 2007年の能登半島地震でも、空港を拠点に物資輸送が行われた実績がある。
* 首都圏での大規模災害発生時に、被災リスクの低い地域として安全性が高い。
* 自衛隊との連携が容易で、有事の対応力が強化される。
ネットの反応:小松空港分局設置に賛否
「分局は地方分散の観点からも重要。小松は適地だと思う」
「自衛隊との連携がすでにある空港なら、災害時も迅速対応が期待できる」
「能登地震の教訓を活かして、防災力を高めてほしい」
「地方の防災拠点を充実させるのはいいが、他の地域も検討してほしい」
「石川県に分局ができれば、北陸地方全体の防災力が上がる」
今後の政府判断に注目
今回の要望を受け、防災庁分局の設置場所については今後も議論が続く見通しだ。馳知事は県の強みを強調し、実績をアピールしたが、政府側は他の候補地も含めて検討を進める方針とみられる。