萩生田光一氏、保守層を守る決意 選択的夫婦別姓導入阻止へ

2025-01-17

萩生田光一氏、保守層を守る決意 選択的夫婦別姓導入阻止へ

自民党の萩生田光一元政調会長は、1月10日夜に配信された櫻井よしこ氏主宰の番組「櫻LIVE」に出演し、以下のような発言を行いました。

【旧安倍派の会計処理問題への反省と抱負】

萩生田氏は、旧安倍派の会計処理に関する問題について「政治不信を招いてしまった」と反省の意を示しました。
その上で、「この問題は去年をもって一区切りにして、今年は再生と復活の年にしたい」と述べ、新たな挑戦への意欲を語りました。

【中国人観光客向けビザ発給要件緩和への批判】
岩屋毅外相が中国人観光客向けのビザ発給要件を緩和する方針を示したことに対し、萩生田氏は「党の外交部会などにまったくかけず、約束をしてしまったのは問題で、政府のやり方は少し乱暴だ」と批判しました。

【選択的夫婦別姓制度導入への懸念】
選択的夫婦別姓の導入について、萩生田氏は「旧姓使用の拡大で対応すべきだ」と強調し、法制化に反対する考えを示しました。
また、石破政権が野党に同調して法案を賛成しようとした場合については、「しっかり志を同じくする仲間と行動したい」と述べ、阻止に動く意向を示しました。
一方、石破茂首相は自民党総裁になる前、選択的夫婦別姓について「導入賛成」の立場を明確にしており、「夫婦が別姓になると家族が崩壊するとか、よく分からない理屈があるが、やらない理由がよく分からない」と述べていました。

しかし、首相就任後の10月8日の参院代表質問では、「夫婦の氏に関する具体的な制度のあり方については、国民の間にさまざまな意見がある」と述べ、慎重な姿勢に転じました。

このような状況下で、萩生田氏は番組出演を通じて、岩盤保守層の声を代弁し、石破政権の政策に対する強い懸念と反対の意思を示しました。

特に、選択的夫婦別姓の導入に関しては、保守層の価値観を重視し、法制化の動きに対して警戒感を表明しています。

この発言は、今後の自民党内での議論や政権運営に影響を及ぼす可能性があります。

萩生田氏の姿勢は、保守層の支持を維持しつつ、党内の結束を図るための戦略とも受け取れます。

一方で、石破首相の政策スタンスの変化は、連立を組む公明党や野党の意見を考慮した現実的な対応と見る向きもあります。

いずれにせよ、選択的夫婦別姓の導入を巡る議論は、今後の国会での重要な争点となることが予想されます。

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2025-01-17 09:51:42(植村)

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