【岸和田市長選】花野眞典氏が無所属で立候補表明、「新しい風を吹かせる」

大阪府岸和田市で、市長の失職に伴い、2025年3月30日に告示され、4月6日に投票が行われる市長選挙に向けて、NPO法人代表理事の花野眞典氏（46）が無所属で立候補する意向を表明しました。

花野氏は、コンサルティング会社での勤務経験を経て、現在は岸和田市内で農業に従事しています。2021年からはNPO法人の代表理事としても活動しており、地域づくりや教育に力を入れてきました。

記者会見で花野氏は「前市長が2度の不信任決議を受けたにもかかわらず再び立候補している状況に対し、市民の信頼を取り戻すためには新しい風が必要だ」と訴えました。また、「岸和田市を教育未来都市にし、持続可能な街づくりを進めることが私の目標だ」と強調しました。

現職市長の失職に伴う今回の選挙には、すでに前市長の永野耕平氏、郵便局長の佐野英利氏、政治団体代表の立花孝志氏が立候補を表明しており、激戦が予想されています。花野氏は「政治に新しい視点を持ち込むことで、市民一人ひとりが誇りに思える街づくりを目指したい」と意気込みを語りました。