2026-10-26 コメント投稿する ▼
北海道庁職員の就活セクハラ疑い 鈴木直道知事「許されない」と厳正対処を表明
北海道庁の男性職員が、インターンシップに参加した女子学生に「かわいい」「夜に遊びに行こう」などと連絡し、就活セクハラに当たる恐れがあると分かりました。鈴木直道氏(北海道知事)は2026年10月23日の会見で「許されない行為」と述べ、事実関係を調査して厳正に対処すると表明しました。道はインターンシップの受け入れルールと職員の行動基準を示すマニュアルを作り、ハラスメント防止の基本指針も改正したとしています。女子学生は精神的なショックを受けており、道は心のケアを行いながら職員の処分を検討します。2026年10月1日からは就活セクハラ防止が事業主の義務になりました。
北海道庁職員の就活セクハラ疑い、何があったのか
北海道庁の男性職員が、道への就職を希望してインターンシップに参加した女子学生に、就活セクハラに当たる恐れのある不適切な連絡を繰り返していたことが分かりました。就活セクハラとは、就職活動中の学生やインターンシップの参加者に対して行われる、性的な言動のことです。インターンシップは2026年8月から9月にかけて開かれ、291人が参加しました。問題の女子学生は、2026年8月の回に参加していました。
報道によると、男性職員は2026年8月、女子学生に「資料を渡したい」と持ち掛けて、LINE(ライン)の連絡先を交換したとされています。その後、「かわいい」「下の名前で呼んでいい?」といったメッセージを送り、「夜に遊びに行こう」などと誘ったということです。この職員は、インターンシップで学生の指導を担当する立場でした。学生が誘いを断った後も、連絡を続けたと伝えられています。
インターンの指導役にLINEで『かわいい』と言われたら、断りにくいです。就職を考えている学生なら、なおさらだと思います。
問題が明らかになったのは、女子学生が道の担当部局に相談したためです。学生が相談したことで、問題が表に出ました。道によると、職員は自分の言動をおおむね認めているということです。
知事の会見と北海道庁の再発防止策
鈴木直道氏(北海道知事)は2026年10月23日の記者会見で、「許されない行為。事実関係を調査し、厳正に対処する」と述べ、陳謝しました。道は、問題が分かった後に女子学生へ謝罪し、この職員をインターンシップの担当から外したと伝えられています。職員の処分は、今後検討する方針です。
鈴木氏は再発防止策として、インターンシップの受け入れに関するルールと、職員の行動基準を明確にしたマニュアルを作ると説明しました。ハラスメント防止に関する基本指針は、既に改正したということです。道は、ルールの面から再発を防ぐ姿勢を示しています。
道人事課によると、女子学生は精神的なショックを受けています。道は心のケアを行いながら、慎重に事実関係を確認し、職員の処分を検討します。人事課は、参加した学生の期待を裏切る行為だと述べ、再発防止に努める考えを示しました。
被害を受けた学生さんの心のケアを最優先にしてほしいです。事実確認は慎重に、でも先延ばしにはしないでほしいです。
2026年10月1日から始まった就活セクハラ防止の義務
就活セクハラをめぐっては、国の法整備が進んでいます。男女雇用機会均等法が改正され、2026年10月1日から、事業主に就活セクハラを防ぐための対策が義務付けられました。対象には、インターンシップの参加者や採用面接の参加者、OB・OG訪問をする学生などが含まれます。
今回の連絡は2026年8月に行われたもので、この義務が始まる前の出来事です。そのため、新しい義務に違反したと直ちに言えるわけではありません。ただ、法律が学生を守る方向に動いているなかで、自治体の職場で起きた問題として、重く受け止める必要があります。
2023年度に行われた国の調査では、2020年度から2022年度に卒業した就職活動経験者737人のうち、31.9%が、インターンシップを除く就職活動中にセクハラを受けたと答えています。およそ3人に1人にあたる数字です。就職がかかっている学生は、相手に強く言いにくい立場にあります。
採用や評価に響くかもと思うと、学生は嫌でもはっきり断れません。立場の弱い相手に付け込むのは卑怯です。
問われる公務員の規律と再発防止の課題
公務員は「全体の奉仕者」、つまり住民全体のために働く立場として、高い規律が求められます。今回は、税金で運営される行政機関が学生を受け入れる場で起きた問題です。道民の信頼に関わるため、調査の結果と処分の内容は、できる限り分かりやすく示すことが望まれます。
公務員志望の学生が安心して参加できないなら、インターン自体の意味がなくなります。まずは徹底した調査をお願いします。
再発防止のマニュアルは、作って終わりでは意味がありません。たとえば、学生との連絡に個人のLINEを使わず、組織の公式な連絡手段に限るといった、具体的なルールが必要ではないでしょうか。また、学生が安心して相談できる窓口を、インターンシップの最初に知らせることも大切です。
連絡先を個人で交換できる仕組み自体を見直すべきではないでしょうか。研修だけでなく、相談しやすい窓口も周知してほしいです。
今回の件は、道の調査結果と処分がどうなるかに注目が集まります。学生が安心して進路を選べる環境づくりを、道には着実に進めてほしいところです。北海道庁の姿勢が改めて問われています。
まとめ
- 北海道庁の男性職員が、インターンシップに参加した女子学生に「かわいい」「夜に遊びに行こう」などと連絡し、就活セクハラに当たる恐れがあると分かりました。
- 鈴木直道氏(北海道知事)は2026年10月23日の会見で「許されない行為」と述べ、事実関係を調べて厳正に対処すると表明しました。
- 道は、インターンシップの受け入れルールと職員の行動基準を示すマニュアルを作り、ハラスメント防止の基本指針は既に改正したとしています。
- 就活セクハラの防止は、2026年10月1日から事業主の義務になりました。今回の連絡は2026年8月で、義務が始まる前のことです。
- 女子学生は精神的なショックを受けており、道は心のケアを行いながら職員の処分を検討します。
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