足立康史議員「大臣室で謝る」発言に松本尚大臣「来なくて結構」国会爆笑の一幕

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足立康史議員「大臣室で謝る」発言に松本尚大臣「来なくて結構」国会爆笑の一幕

2026年5月25日の参議院決算委員会で、国民民主党の足立康史参院議員が在外インターネット投票とマイナンバー制度の改善を巡り熱弁を振るいました。質疑の終わりに「今度大臣室に行って謝りますんで」と述べた足立議員に対し、松本尚デジタル大臣が「大臣室には来なくて結構でございます」とやんわり返す場面が生まれ、委員会室は爆笑に包まれました。珍しい掛け合いが話題を集める一方で、その背景にある「2015年10月4日以前に転出した在外邦人へのマイナンバー附番」という未解決問題は笑えない深刻な現実でもあります。

激減する在外投票、マイナンバー「附番なし」が壁に


足立康史参院議員は2026年5月25日の参院決算委員会で、在外日本人の郵便投票について「手間や遅延によって投票者が激減している現状がある」と指摘しました。

在外公館経由での郵便投票は、投票用紙の請求から返送まで数週間を要するケースもあり、選挙までに間に合わないことが多くなっています。足立議員は、この問題を解決するために各党協議会で在外インターネット投票の導入を訴えており、その本人確認の手段としてマイナンバーカードを活用すべきだと主張しました。

ここで問題となるのが「マイナンバーの附番(ふばん)」です。マイナンバーは2015年10月5日時点で住民票に記録されている人に附番されており、それ以前に海外へ転出し、その後も国内に住民票を持っていない日本人にはマイナンバーが与えられていません。

海外在住の日本人の選挙権が事実上形骸化している。これは民主主義の根本問題だ

足立議員は「戸籍の附票にマイナンバーを振る仕組みはすでにある。あとはやるかどうかだ」と反論し、2015年10月4日以前に転出した在外邦人(ほうじん)へのマイナンバー附番を速やかに実施するよう強く求めました。

こんな制度の穴があるなんて知らなかった。すぐに改善すべきだ

「役人みたいなことを言っている」と自らツッコみ熱弁を振るう足立議員


松本尚デジタル大臣は当初、在外インターネット投票については「法律上の規定」「国内と同等の本人確認が確保できるかという問題」「一元管理の原則に合わない」という3点を挙げて慎重な姿勢を示しました。これに対し足立議員は「いや大臣、なんか役人みたいなこと言ってますね」と自らツッコみを挟みながらも、「もう頼りは松本大臣だけなんだから」と熱弁を続けました。

さらに足立議員は「マイナンバーを2015年10月4日以前に国外に転出された方にも振り出す権限は松本大臣お1人にあるんですよ。ごめんなさい、謝ります。今度大臣室に行って謝りますんで。だから、この国会中にちゃんと検討を進めると、積極的にやると、国民の権利をちゃんと擁護していくとおっしゃってください」と詰め寄りました。

足立議員の訴え方は荒削りだけど、言っていること自体は正論だと思う

松本大臣は「国民に公平に、選挙も含めていろんな権利を行使する機会を設けることはおっしゃる通りです」と述べ、関係省庁と連携して検討を進めることを約束しました。一方で「在外ネット投票は国内のネット投票にまで広がる蟻の一穴にもなりかねない」として、マイナンバー附番の検討と在外インターネット投票の議論は切り離して進めるよう要請しました。

「大臣室には来なくて結構」で委員会室が爆笑した一幕


松本大臣の答弁の締めくくりは予想外のものでした。「足立委員には別に悪い感情を持っておりません。大臣室には来なくて結構でございます」という言葉で、堅苦しい委員会室は一瞬にして爆笑に包まれました。

謝りに行くと言った側があっさり断られるという異例の掛け合いに、足立議員も笑顔を浮かべ「失礼になるんで控えておきたいと思いますが、今お約束をいただいた検討、ぜひやっていただきたいと思います」と述べて別の質問に移りました。

「議員も大臣もユーモアがある。でもこの問題は笑って終わりにしてはいけない」
「松本大臣の一言、笑ったけど在外日本人の切実な声はしっかり届いてほしい」

笑いを誘ったこの場面の背後には、2015年10月5日以前に海外へ転出した在外邦人が、長年にわたり選挙のたびに不便を強いられてきたという厳しい現実があります。在外投票率の向上は、海外に暮らす日本国民の民主的権利を実質的に保障するためにも急務の課題です。松本大臣が約束した「関係省庁での検討」が実際に前進するかどうか、国民は注目しています。

まとめ


  • 2026年5月25日の参院決算委員会で国民民主党の足立康史参院議員が在外インターネット投票とマイナンバーの課題を追及
  • 2015年10月4日以前に海外へ転出した在外邦人はマイナンバーが附番されておらず、インターネット投票の本人確認に使えない問題が存在する
  • 足立議員は「戸籍の附票に振る仕組みはすでにある」として早期実施を要求
  • 松本尚デジタル大臣は関係省庁と連携して検討を進めることを約束
  • 一方、在外インターネット投票については国内ネット投票拡大への懸念から切り離して議論するよう要請
  • 「大臣室に謝りに行く」発言を「来なくて結構」とやんわり拒否する異例の掛け合いが爆笑を呼んだ
  • 笑いの裏にある在外邦人の投票権格差問題は、民主主義の実質的な保障として早期解決が求められる

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2026-05-25 18:01:04(植村)

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