2026-05-13 コメント投稿する ▼
知念覚・那覇市長が再選出馬へ 2026年10月の市長選で2期目を目指す方針
那覇市の知念覚市長(62歳)が、2026年10月25日投開票の那覇市長選に再選を目指して立候補する方針を固めた。2026年5月13日の取材に「市民のために尽くしたいという気持ちは何も変わらない。まだ途中の政策も含め、進めていきたい」と述べ、2期目への強い意欲を示した。近く後援会幹部らに意向を伝え、6月開会の市議会定例会で正式表明する見通し。2022年の初当選時には自由民主党(自民党)と公明党の県本部推薦を受けて「オール沖縄」系候補を約1万票差で制した経緯がある。2026年9月投開票の沖縄県知事選では、知念氏が副市長時代に支えた古謝玄太氏(42歳)が立候補を表明しており、知念氏は同氏を支援する考えも示している。
再選へ強い意欲 知念市長が方針を固める
那覇市の知念覚市長(62歳)は、2026年10月18日告示・25日投開票の那覇市長選に、無所属で再選を目指して立候補する方針を固めた。
2026年5月13日、取材に「市民のために尽くしたいという気持ちは何も変わらない。まだ途中の政策も含め、進めていきたい」と語り、2期目への意欲を鮮明にした。近く後援会幹部らに意向を伝えたうえで、6月開会予定の市議会定例会で正式に表明する見通しとなっている。
知念市長にはまだやってほしいことがある。那覇のまちづくりを途中でやめてもらっては困ります
2022年の市長選で知念氏は、那覇市役所での38年間の行政経験と2期7年半の副市長経験を「即戦力」としてアピールした。自民党と公明党の県本部から推薦を受け、「オール沖縄」勢力が擁立した候補を約1万票差で制して第34代那覇市長に就任した。投票率は47.05パーセントで、知念氏は6万4165票を獲得しての勝利だった。
那覇市政を38年支えた経歴と実績
知念氏は1963年、那覇市首里生まれ。1985年に那覇市役所に入庁し、2000年には当時の翁長雄志(おなが・たけし)市長から秘書に抜てきされた。秘書広報課長、総務部長、政策統括調整監など市の要職を歴任し、2015年には副市長に就任した。二期にわたって副市長を務め、那覇市政を内側から支え続けてきた。
翁長氏はのちに沖縄県知事となり「オール沖縄」勢力の生みの親となったが、知念氏はその側近でありながら、2022年の市長選では自民党・公明党の推薦を受けて出馬するという異例の経緯をたどった。引退した城間幹子前市長からの支援も追い風となり、保守・穏健層を中心に幅広い支持を集めた。
元々翁長知事の側近だった人が自公推薦で市長になったのは驚きだったけど、那覇は現実路線が必要だと今は思う
市長就任後は、物価高への対応や子育て・福祉の充実、公共交通の整備、観光・経済の振興などに力を注いできた。就任時に掲げた「市民のために、市民と共に」というスローガンのもと、市民との協働によるまちづくりを推進してきた。「まだ途中の政策も含め、進めていきたい」という言葉からは、1期4年では道半ばの施策が多く残っているという強い使命感がにじむ。
知念市長は行政のプロとして那覇市を動かしてきた。政争より市民生活を優先する姿勢が伝わってくる
沖縄県知事選とも連動 知念市長が古謝氏を支援へ
2026年の沖縄では、那覇市長選と沖縄県知事選という二つの大型選挙が重なる。知事選は2026年8月27日告示・9月13日投開票の日程で実施される。
知念氏は、2026年2月まで那覇市の副市長を務めた古謝玄太氏(42歳)を支援する意向を示している。古謝氏は2026年3月23日、那覇市内で記者会見を開き、知事選への立候補を正式に表明した。総務省出身の古謝氏は、普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画について「危険性除去のための最も早い解決策だ」として容認する立場を鮮明にした。経済団体幹部や保守系の首長らで構成する候補者選考委員会が2026年1月に擁立を決めており、自民党の全面支援を受けて12年ぶりの保守県政への転換を目指している。
古謝さんは若くてエネルギーがある。知事になって沖縄経済を立て直してほしいという期待は本当に大きい
現職の玉城デニー知事(66歳)も3選を目指して出馬を表明しており、知事選は事実上の一騎打ちとなる見通しとなっている。知念氏が古謝氏の支援に回ることで、知事選と市長選にまたがる保守・穏健路線の連携が鮮明になる構図となる。
オール沖縄の対応が鍵 告示まで約5か月の攻防
那覇市長選を巡り、2026年5月13日時点でオール沖縄勢力は擁立候補を発表していない。2022年の市長選では玉城知事が選対本部長を務めた候補が約1万票差で敗北しており、組織の立て直しと新たな候補擁立が急務となっている。
知念氏の再選出馬方針を受けて、オール沖縄が独自候補を擁立するかどうかが選挙戦の構図を左右する重要な焦点となる。前回と同様の一騎打ちとなる可能性があり、那覇の政治情勢はこれから大きく動いていく可能性がある。
また、自民党や公明党の県本部が前回と同様に推薦を出すかどうかも今後の注目点となる。6月の市議会定例会での正式表明後に、各政党・政治勢力の動きが具体化していく見通しとなっている。
那覇市長選にオール沖縄がどんな候補を立てるのか。知事選も合わせて2026年の沖縄から目が離せない
知念覚市長が2期目を目指す那覇市長選は、沖縄県知事選とも深く絡み合いながら、2026年の沖縄政治の行方を占う重要な戦いとなる。那覇市民32万人の選択が問われる局面を迎えつつある。
まとめ
・知念覚市長(62歳)が、2026年10月25日投開票の那覇市長選に無所属で再選出馬する方針を固めた
・「まだ途中の政策も含め、進めていきたい」と2期目への意欲を表明。6月の市議会定例会で正式表明予定
・2022年の前回選では自民党・公明党の県本部推薦を受け、「オール沖縄」系候補を約1万票差で制して初当選
・知念氏は那覇市役所に38年間勤務し、副市長を二期7年半務めた行政経験豊富なベテラン
・2026年9月投開票の沖縄県知事選では、前副市長の古謝玄太氏(42歳)を支援する意向を表明
・古謝氏は辺野古移設を容認する立場で自民党の支援を受ける。玉城デニー知事(66歳)との一騎打ちの構図
・那覇市長選でオール沖縄勢力はいまだ擁立候補を未発表。告示まで約5か月、選挙戦の行方が注目される
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