古賀千景議員「豊かな子は自衛隊ならない」発言で連合・芳野友子会長が厳重注意

0 件のGood
0 件のBad

古賀千景議員「豊かな子は自衛隊ならない」発言で連合・芳野友子会長が厳重注意

立憲民主党(立民)の古賀千景参院議員が2026年6月15日の参院決算委員会で「自衛隊に行く子どもたちは経済的に厳しい。豊かな子どもたちは自衛隊とかならない」と発言し、与野党から強い批判を受けました。小泉進次郎防衛大臣は「事実誤認で自衛官への冒涜にあたる」と反論し、古賀議員はその場で謝罪・撤回しました。立民は2026年6月16日に古賀議員を厳重注意処分とし文教科学委の筆頭理事の職も解きました。さらに連合(日本労働組合総連合会)の芳野友子会長も2026年6月18日の会見で「極めて不適切」と批判し、連合として厳重注意したことを明らかにしました。職業差別にあたる発言の重さが改めて問われています。

参院委員会で飛び出した問題発言の経緯


立憲民主党(立民)の古賀千景参院議員は2026年6月15日の参院決算委員会で、防衛省が作成した子ども向け冊子に関する質疑の中に問題の発言を行いました。大学卒業以来約30年にわたって福岡県内の小中学校に勤務し、日本教職員組合(日教組)の特別中央執行委員も務めた古賀議員は、「自衛隊に行く子供たちって、経済的に厳しい子どもたちが行くんですよ。豊かな子どもたちは、自衛隊とかなりませんよ」と持論を展開しました。

発言直後、委員会室がざわつくと古賀議員は「失礼しました。訂正します」と述べましたが、小泉進次郎防衛大臣は「自衛官の子どもたちは貧しい家庭の子しかいないと言われたが、全くそんなことはない。事実誤認だ」と憤りを込めて指摘しました。

古賀議員は最終的に「発言が申し訳なかったです。撤回させていただきます。申し訳ありませんでした」と謝罪しました。

自衛官の家族として本当に傷ついた。撤回と謝罪だけで済む話ではないと思います

与野党が相次ぎ批判、立民が厳重注意処分


問題の発言は即座に政界全体に波紋を呼びました。自由民主党の萩生田光一幹事長代行は「耳を疑う発言だった。自衛隊員に対しても、その家族に対しても、非常に無礼な発言だと思う」と批判しました。国民民主党の玉木雄一郎代表も「自衛隊、家族のみなさんへの侮辱。あってはならない発言だ」と述べました。

小泉防衛相は2026年6月16日の記者会見でも「志を持ち自衛官に志願した方への冒涜(ぼうとく)に当たる」と重ねて批判しました。

立民は2026年6月16日、田名部匡代幹事長が古賀議員に厳重注意処分を行い、文教科学委員会における筆頭理事の任を解くと発表しました。水岡俊一代表は2026年6月17日の党会合で「改めて立憲民主党代表として、すべての自衛官、ご家族、関係者の皆さまに心から深くお詫び申し上げます」と謝罪しました。

「厳重注意と筆頭理事解任だけとは処分が軽すぎる。自衛官の家族たちがどれだけ傷ついているか」
「玉木雄一郎代表が侮辱だとはっきり言ってくれた。これは職業差別そのものです」

連合・芳野友子会長が厳重注意を表明、自衛官への感謝も強調


連合(日本労働組合総連合会)の芳野友子会長は2026年6月18日の記者会見で、古賀議員の発言について「人権侵害や職業差別に当たる」として「極めて不適切だ」と批判しました。古賀議員は連合傘下の日教組出身であり、連合の組織内議員として推薦した立場から、連合として本人に厳重注意したことを明らかにしました。

古賀議員は2026年6月16日に連合本部を訪れ、神保政史事務局長が口頭で注意し「今後、信頼回復に向けてしっかりと対応してほしい」と伝えたといいます。

芳野氏は「今回の発言によって、自衛官の方々、そのご家族や関係者の方々においては不快な思いをされたものと受け止めている」と述べました。さらに「自衛官の皆様が崇高な志のもと、その職責を果たしていることは十分に理解している」と強調し、大規模自然災害での自衛官の役割にも触れ感謝と敬意を表しました。

連合がすぐに動いたことは評価する。でも組織内議員の選定プロセス自体を見直してほしい

今回の発言が突きつけた課題、職業差別の本質とは


今回の問題の核心は、特定の職業に就く人々を経済的な事情と結びつけて語ったことにあります。自衛官は国民を守るために崇高な使命を担う存在であり、その志願の動機は様々です。防衛省の関連調査でも、国家や社会への貢献意欲が志願動機の上位に挙げられており、経済的事情だけが動機とは言えません。

特定の職業を貧困と結びつけて語ることは、その職業に誇りをもって従事するすべての人を傷つける行為です。 国会議員が国民全体を代表する立場にある以上、言葉の影響の重さに対する認識がより高く問われます。

古賀議員の背景には日教組との強いつながりがあり、今回の発言は個人の問題にとどまらず、組織と政党の姿勢が問われる事態となりました。連合と立民が信頼を取り戻すには、謝罪にとどまらない具体的な行動が必要です。

日教組の組織内議員がこんな発言をしたことで、教育現場での自衛隊への偏見が心配になります

まとめ


  • 古賀千景参院議員は2026年6月15日の参院決算委員会で「豊かな子どもたちは自衛隊とかならない」と発言し、その場で小泉進次郎防衛大臣に「事実誤認」と反論された
  • 立民(立憲民主党)は2026年6月16日に厳重注意処分と文教科学委筆頭理事の解任を発表、水岡俊一代表が翌日謝罪
  • 自民党・国民民主党・連合など与野党を超えて批判が相次いだ
  • 連合・芳野友子会長は2026年6月18日の会見で「人権侵害・職業差別にあたり極めて不適切」として厳重注意を表明
  • 芳野氏は自衛官の使命と災害支援への役割に感謝と敬意も表した
  • 特定の職業を経済的事情と結びつけて語る「職業差別」という本質的な問題が問われている

コメント投稿する

2026-06-19 11:16:59(植村)

0 件のGood
0 件のBad

上記の芳野友子の活動をどう思いますか?

コメント投稿

コメントを投稿することができます。管理者の確認後公開されます。誹謗中傷・公序良俗に反する投稿は削除されます。

※サイト運営スタッフにより内容が確認後公開されます。24時間以内に確認されます。

関連する活動報告

GOOD/BAD評価

人気のある活動報告

オススメ書籍

「正しい政策」がないならどうすべきか: 政策のための哲学

「正しい政策」がないならどうすべきか: 政策のための哲学

EBPM[エビデンス(証拠・根拠)に基づく政策立案]とは何か 令和の新たな政策形成

EBPM[エビデンス(証拠・根拠)に基づく政策立案]とは何か 令和の新たな政策形成

SNS時代の戦略兵器 陰謀論 民主主義をむしばむ認知戦の脅威

SNS時代の戦略兵器 陰謀論 民主主義をむしばむ認知戦の脅威

リベラルとは何か-17世紀の自由主義から現代日本まで

リベラルとは何か-17世紀の自由主義から現代日本まで

芳野友子

新着記事

検索

政治家の氏名、公約・政策、活動・ニュースなどの検索が行えます。

ランキング

政治家や公約、活動などのランキングを見ることができます。

ランダム評価

公約・政策がランダム表示され評価・コメントすることができます。

選挙情報

これからの選挙・過去の選挙結果などが確認できます。

「先生の通信簿」は、議員や首長など政治家の公約・政策を「みんなで」まとめるサイトです。また、公約・政策に対しては、進捗度・達成度などを含めたご意見・評価を投稿することができます。

政治家や議員の方は、公約・政策を登録し有権者にアピールすることができます。また、日頃の活動報告も登録することができます。

選挙の際に各政治家の公約達成度や実行力など参考になれば幸いです。

※この情報は当サイトのユーザーによって書き込まれた内容になります。正確で詳しい情報は各政治家・政党のサイトなどでご確認ください。

X (Twitter)

標準偏差:21.45