姫路市議、SNS投稿で政治倫理審査会設置へ

2025-02-17

姫路市議、SNS投稿で政治倫理審査会設置へ

姫路市議のSNS投稿に市議会が政倫審設置 議長「看過できない」

兵庫県姫路市議会は、17日に自民党会派の高見千咲議員(1期目)がSNSに不適切な投稿を繰り返したとして、議会内に政治倫理審査会を設置することを決定した。審査会は19日に初会合を開く予定だ。

■問題となったSNS投稿
高見議員は昨年秋の兵庫県知事選に関連する投稿を行い、その内容が問題視されている。特に、1月20日に投稿された内容が注目されている。その投稿では、「兵庫県警の内部では知事選において、特定の候補を応援するように通達されていたと聞いた」と書かれており、県警からは事実無根として削除と訂正を求められたという。このような発言により、高見議員は県警や他の公務員に対する不適切な投稿を行った疑いが強まった。

■政治倫理審査会の設置
姫路市議会は、高見議員の行動が議員政治倫理条例に違反している可能性があるとして、政治倫理審査会を設置した。審査会には市議会の主要8会派から1人ずつ選ばれた議員が参加し、審査が行われる。高見議員に対しては、2回目以降に弁明の機会が与えられる見通しだ。

■議長のコメント
宮下和也議長は、「高見議員の投稿は看過できない。政治倫理に反する発言があったのか、しっかり精査していきたい」とコメントしており、議会内での対応が今後注目されることになりそうだ。

■高見議員の反応
高見議員は、弁護士に相談した結果、「私の行動に問題はないと言われており、今後も毅然とした対応をしていくつもりだ」と反論している。自身の行動に対しては全く問題がないと主張しており、今後の審査会でその主張がどのように展開されるかが焦点となるだろう。

この問題は、SNSを利用する議員としての倫理や、公務員の立場を踏まえた発言のあり方について、さらに議論を呼びそうだ。

2025-02-17 17:53:16(キッシー)

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