2026-10-07 コメント投稿する ▼
表靖二代表が採決で居眠り→反対扱い、174億円の図書館予算も対象
石川県小松市議会の定例会最終日(2026年10月2日)に、最大会派「会派自民」代表の表靖二氏が議案採決中に居眠りをして起立できず、「反対」として記録される事態が発生しました。問題の議案には2030年開館を目指す「未来型図書館」の施設費174億4500万円を含む補正予算案が含まれ、採決は18対2の賛成多数で可決されましたが、最大会派代表の異例の「反対」票が波紋を呼んでいます。表氏は「薬を飲んだら眠ってしまった」と釈明し、副市長・議長に直接謝罪しました。
採決中に居眠り、起立できず「反対」扱いに
2026年10月2日、石川県小松市議会の定例会最終日に行われた議案採決で、最大会派「会派自民」の代表を務める表靖二氏(会派自民代表)が、起立採決の最中に居眠りをして起立できず、「反対」票を投じた形となりました。採決後に目が覚めた表氏が、眠っていたことを初めて把握したといいます。
この採決で「反対」となったのは表氏と日本共産党(共産)の橋本米子氏(共産・議員)の2人のみで、残り18人の賛成多数により議案はいずれも可決されました。最大会派の代表という立場でありながら、重要な予算案で事実上の反対票を投じる結果となった今回の事態は、議会内外に少なくない波紋を広げています。
表氏は「風邪気味で議会前に薬を飲んだら眠ってしまった。我ながら恥ずべき行為で、反省している」と釈明しました。閉会後には越田幸宏氏(副市長)と南藤陽一氏(議長)にそれぞれ直接謝罪したとのことです。市議会内でのこうした事態は異例であり、採決の重みを改めて認識させる出来事となっています。
問題となった「未来型図書館」174億円超の大型計画
今回の採決の対象となったのは、小松市が2030年の開館を目指して整備を進める未来型図書館等複合施設の施設費174億4500万円の債務負担行為を含む補正予算案など3件の議案です。この施設は延べ床面積約9,000平方メートル規模で、年間来館者数40万人、蔵書35万冊、360席の閲覧席を備える計画で、民間の資金や経営ノウハウを活用するPFI(民間資金等活用)方式で整備が進められています。
市にとって数十年に一度の規模となる大型公共事業であるにもかかわらず、最大会派の代表が採決で「反対」扱いとなった事態は、計画推進への議会の姿勢に疑念を抱かせかねません。174億円を超える市民の税金が投入される施設整備において、採決に対する真摯な向き合い方が改めて問われています。
「市議が採決で居眠りとか信じられない。議員の自覚を持ってほしい」
「風邪薬で眠ったとはいえ、こんな大事な予算案なのに情けない」
「最大会派の代表がこれじゃ、図書館への反対と思われても仕方ない」
「174億円の予算を決める議会でまさかの居眠り。市民をなめてるのか」
「謝罪だけで済む話なのか。市民の代表としての責任を考えてほしい」
議員の資質を問う声が議会内外から
採決後、議員からは厳しい見方も出ています。議案に賛成した市議の一人は「今回は昨年度決算の認定も含めて、市にとって大事な予算案が多い。表氏の反対に驚いたし、議員としての見識が問われると思う」と述べました。また、「これまでの未来型図書館への批判的な言動の本心が出たのではないか」(議会関係者)とみる向きもあり、単純なうっかりミスとは受け取らない声も一部にあります。
市民の代表として重要な議案の賛否を決する採決は、議員としての最も根幹的な職務です。風邪薬の服用が直接の原因とはいえ、議会の場で居眠りに至るまでの体調管理も含め、今回の事態は議員の責任と自覚が改めて問われる機会となっています。市民からの信頼を守るためにも、単なる個人の謝罪で終わらせず、議会としての再発防止策の検討も求められるでしょう。
可決されたものの残る政治的影響
今回の件で議案の可決そのものには影響は出ませんでしたが、採決の記録には最大会派代表の「反対」が刻まれます。今後、市議会で未来型図書館をめぐる議論が続く中で、この出来事は表氏自身の政治的立場を複雑にする可能性があります。事前の議会質疑では批判的な発言もあったとされる表氏にとって、今後の活動においてこの一件が影を落とすことも考えられます。
また、仮に採決が接戦だった場合には、一票の差が事業全体の行方を左右しかねない事態を招いていた可能性も否定できません。市民の信託を受けた議員が本来の意思と異なる投票行動をとるという事実は、小松市議会全体の信頼性にも関わる問題です。地方議会における議員の責務と規律のあり方について、改めて社会的な議論が求められています。
まとめ
- 2026年10月2日、小松市議会定例会の採決中に最大会派代表・表靖二氏が居眠り
- 起立できず「反対」扱いとなり、共産・橋本米子氏との2票が反対票に
- 問題議案には「未来型図書館等複合施設」施設費174億4500万円の補正予算案が含まれる
- 18対2の賛成多数で可決されたが、最大会派代表の「反対」記録が残る
- 表氏は「薬を飲んだら眠ってしまった」と釈明し、副市長・議長に謝罪
- 議員の資質や採決規律のあり方を問い直す声が議会内外で高まっている
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