2025-05-17 コメント投稿する ▼
高市早苗氏『私たちの敗北かな』 消費税減税否定の石破首相に不満表明
自民党内で消費税減税をめぐる対立が浮上
自民党内で消費税減税をめぐる意見の対立が鮮明になっている。5月17日、札幌市で講演した高市早苗前経済安全保障担当相は、石破茂首相が国会で消費税減税に否定的な見解を示したことを受け、「私たちの敗北かなと思っている」と語り、不満を隠さなかった。
高市氏は以前から消費税減税を主張しており、特に食料品の消費税率引き下げを求めていた。しかし、党税制調査会が予定している「消費税勉強会」については「減税派を封じ込めるための勉強会だと聞き、がっかりしている」と述べ、党内の減税議論が抑制されることへの懸念を示した。
石破首相、消費税減税に否定的な立場を強調
石破茂首相は、消費税減税に対して否定的な立場を明確にしている。国会での答弁では、「消費税は全世代型の社会保障を支える重要な財源であり、引き下げは適切ではない」と主張。少子高齢化が進む中、社会保障費の維持が重要であると強調し、安易な減税には慎重な姿勢を示している。
この姿勢は、れいわ新選組や一部野党が主張する「消費税廃止」や「5%への引き下げ」とは真逆であり、野党側からは「国民の生活を無視している」と批判も出ている。
世論調査では消費税減税支持が多数
世論調査では消費税減税への支持が多数を占めている。特に若い世代で減税への期待が高い。ある調査では、18~29歳のうち8割以上が減税を支持し、「生活費の負担軽減」を理由に挙げる声が多かった。
一方、自民党支持層内でも消費税減税を望む声は少なくない。減税を求める高市氏らの主張に共感する声もあり、党内でも意見が分かれている。
ネット上での反応
消費税減税に関する議論はSNS上でも活発だ。高市氏の発言に賛同する声も多く見られた。
「高市さん、よく言った!庶民の声を代弁してくれてる」
「消費税は社会保障財源?それは建前で、結局は財務省の利権だろう」
「若者は収入が少ないから、消費税減税は本当に助かる」
「石破首相は現実的だが、今は減税が必要では?」
「高市さんのような減税派がもっと声を上げるべきだ」
* 高市早苗氏は石破首相の消費税減税否定に「敗北かな」と発言し、不満を表明。
* 石破首相は消費税は社会保障を支える財源であり、引き下げは適切でないと主張。
* 世論調査では消費税減税を支持する声が多く、特に若い世代で高い支持率。
* SNS上では高市氏の発言に賛同する声が多数。減税を求める声が強い。
消費税減税をめぐる議論は、今後も国会内外で続きそうだ。高市氏のような減税派の声がどこまで党内で影響力を持つかが注目される。