2025-05-15 コメント投稿する ▼
松坂氏、和歌山県知事選で「暮らし支える県政」宣言 物価高・賃金・教育支援に重点
松坂氏、和歌山県知事選で第一声──「暮らし支える県政へ」
和歌山県知事選に立候補を表明した松坂氏が、15日、県政への第一声を発表し、「県民の暮らしを支える政策を進める」と力強く宣言した。物価高騰や賃金問題、教育支援、安全保障への対応を中心に、具体的な政策を掲げた。
物価高と賃金の課題に対応
松坂氏は、まず県民の暮らしを守るため、物価高騰への対策に取り組むと強調。特に、岸本知事が進めた学校給食費の無償化を継続し、子育て世帯の負担軽減を目指すとした。また、和歌山県が近畿地方で最低水準とされる最低賃金についても、中小企業への支援を通じて引き上げを後押しする意向を示した。
「賃金が低いままでは、県民の暮らしは厳しい。賃金を上げる企業への支援を強化し、地域全体の経済を底上げしたい」と述べた。
奨学金返済支援で若者支援
若者の教育負担軽減にも力を入れる考えを示し、松坂氏は大学生の奨学金返済を支援する新たな制度の創設を提案。「返済の負担が大きく、進学をためらう若者もいる。幅広い支援を提供し、夢を追いかけられる環境をつくりたい」と語った。
消費税引き下げを国に求める
物価高騰対策として、消費税の一律5%への緊急引き下げを国に強く求める姿勢も示した。これは、松坂氏が所属する政党の基本政策にも沿ったもので、県としても声を上げることで国への圧力を強めたい考えだ。
「消費税の引き下げは、直接的に県民の生活を助ける効果がある。県からも国に対して強く働きかける」と表明した。
南紀白浜空港の特定利用空港指定に反対
安全保障の観点から、松坂氏は南紀白浜空港が特定利用空港に指定されたことを問題視。「いざ有事となった場合、攻撃対象になるリスクがある」と警鐘を鳴らし、指定の撤回を求める考えを示した。県民の安全を最優先に考えた政策であると強調している。
ネットユーザーの反応
松坂氏の政策に対し、SNS上では様々な意見が交わされている。
「学校給食の無償化を続けるのはありがたい。子育て世代にとって大きな支えだ」
「奨学金返済の支援は素晴らしい。若者の未来を応援している感じがする」
「消費税の引き下げ、和歌山からも国に求めるのか。少し驚いた」
「南紀白浜空港が攻撃対象になるという発言は不安を煽りすぎでは?」
「中小企業の賃金引き上げ支援、本当に実現できるかが鍵」
松坂氏は県民の生活を支えることを最優先に掲げ、暮らしの安定と安全を両立させる県政を目指す。選挙戦での訴えがどこまで県民に届くか、注目が集まっている。