2026-02-03 コメント投稿する ▼
山中湖で氷上ジャンプや投石など危険行為が続出、天野猶治会長が怒号で注意喚起
山梨県の山中湖で凍結した湖面に立ち入る観光客が相次ぎ、地元住民が命の危険を訴えています。 山中湖駐在所ふれあい連絡協議会の天野猶治会長氏は毎朝パトロールを行い、観光客に「落ちたら死ぬぞ」と声を上げて注意喚起を続けています。 観光客による危険行為が絶えない山中湖に対し、地元住民が毎朝パトロールを行っています。 観光客は分からないからこそ、地元住民が声を上げて警告を続けています。
凍った山中湖で危険行為が相次ぐ、地元住民が毎朝パトロール
山梨県の山中湖で凍結した湖面に立ち入る観光客が相次ぎ、地元住民が命の危険を訴えています。氷点下10度まで冷え込んだ2026年2月の山中湖では、薄い氷の上を走ったり、ジャンプしたりする危険行為が絶えません。山中湖駐在所ふれあい連絡協議会の天野猶治会長氏は毎朝パトロールを行い、観光客に「落ちたら死ぬぞ」と声を上げて注意喚起を続けています。
富士山のふもとに広がる山中湖は、厳しい寒さで湖面が凍結しています。朝日で赤く染まった紅富士を撮影しようと早朝から多くの観光客が訪れていますが、凍った湖面に立ち入る危険行為が後を絶ちません。
山中湖村は氷が割れる危険があるため、凍った湖への立ち入りを禁止しています。しかし、氷が張った湖面はまるでスケートリンクのように人であふれていました。
ツルツルの氷の上を走る観光客や、フィギュアスケートのようにスピンをしてふざけ合う人の姿が見られました。足元が滑りやすく、転倒する人が続出しています。絶景を前に気分が高まったのか、踊りに夢中の男性や、湖面でジャンプする女性もいました。衝撃で氷が割れれば冷たい湖に落下し、命を落としかねない危険な行為です。
さらに、青いダウンジャケットを着た男性が大きな石を踏みつけ、氷を割ろうとしたのか、突然大きな石を氷に投げる様子も目撃されています。
2008年に河口湖で死亡事故、地元住民が毎朝パトロール
観光客による危険行為が絶えない山中湖に対し、地元住民が毎朝パトロールを行っています。山中湖駐在所ふれあい連絡協議会の天野猶治会長氏は、現場に飛び交う怒号の中で観光客に注意を促しています。
天野会長氏は「氷から上がれ、落ちたら死ぬぞ」と大声で呼びかけています。看板を見なかったという観光客に対しては、立ち入り禁止の看板があることを指摘しました。観光客が湖の中心方向に移動する前に注意喚起を行っていますが、怒って申し訳ない、声を大きくしないと聞こえないから。命が大事と説明しています。
天野会長氏によると、氷は薄く厚さは5センチメートル程度です。だから落ちたら必ず心臓麻痺か、氷の下だったら死んでしまうため注意しているのだと話します。観光客は分からないからこそ、地元住民が声を上げて警告を続けています。
2008年には、富士五湖の河口湖で当時8歳の小学生が凍った湖で遊んでいたところ、氷が割れて転落した死亡事故が起きています。事故を起こしてはならないという思いで、地元住民は毎朝パトロールを続けているのです。
日中も危険行為が続く、観光協会が再三注意
日中、気温が4.7度まで上昇すると、朝に比べて所々にヒビが入りました。押すとギシギシと弾力のあるような感じで、水が揺れているのが分かります。気温の上昇とともに凍っていた湖面が一部溶け出す中、観光客の危険行為は続いていました。
男性グループが、氷が解けた場所を避けるように歩く様子も見られました。立ち入り禁止エリアで撮影をしていた観光客は、ここはデンジャーゾーンなのか、撮影できないのかと驚いた様子でした。みんながあそこで写真を撮っているので大丈夫だと思った、看板を見てなかったと答えています。
山中湖観光協会は、湖の一部が凍結しているため湖上に立ち入る行為が見受けられますが、大変危険ですので絶対に立ち入らないでくださいと注意を呼びかけています。後を絶たない氷上の危険行為に対し、地元は強く警告を発し続けています。