2026-11-03 コメント投稿する ▼
公約福島瑞穂氏が高市首相に「やめろ」3連呼 憲法大行動の演説を検証
2026年11月3日の憲法大行動で、社民党の福島瑞穂党首が高市早苗首相に「戦争しようとしている」「やめろ」と呼びかけたと報じられました。しかし首相は非核三原則を「政策上の方針として堅持している」と述べ、安保3文書の書きぶりも検討中です。福島氏は2017年にも安倍晋三氏の退任を求め、2024年の同じ集会では「憲法を活かす政治」を訴えていました。憲法改正は憲法96条に基づき国民投票で決まります。根拠を示さない退陣要求ではなく、具体的な論戦が必要な理由を、首相の実際の答弁をもとに検証します。
福島瑞穂氏が壇上で連呼した「やめろ」
2026年11月3日、東京・国会前で、憲法公布から80年に合わせた集会「主権者は私たち!11・3憲法大行動」が開かれました。主催者発表で参加者は約1万4000人にのぼり、各党の議員や市民団体の代表が次々に壇上へ上がりました。その中で特に注目を集めたのが、社会民主党(社民党)の福島瑞穂氏(党首)の演説です。
報じられた内容によると、福島氏は「日本国憲法大好き。日本国憲法愛しています。とってもとっても愛しています」と語りました。そのうえで、高市早苗氏(首相)について「戦争してはいけない憲法をバリバリバリバリと振りほどいて、戦争しようとしている」と述べています。さらに「戦争したがる総理は退陣してもらおうではありませんか。やめろ、やめろ、やめろ」と、会場に向けて呼びかけたということです。
憲法への愛を語ったその口で、現職の首相に「やめろ」を3回繰り返す。この落差に違和感を覚える方もいるのではないでしょうか。
「戦争しようとしている」という言葉の重み
「戦争しようとしている」という言葉は、とても重い言葉です。もし根拠があるのなら、具体的な発言や政策を示して批判するのが政治家の役割でしょう。しかし、報道で確認できる範囲では、高市首相が戦争を望むと述べた事実は見当たりませんでした。
実際の発言を見てみます。2026年8月6日の広島市での記者会見で、首相は非核三原則を「政策上の方針として堅持している」と述べました。10月14日の衆院予算委員会では、年末に予定される国家安全保障戦略など「安保3文書」の改定について、書きぶりは「予断することは差し控える」と答えています。つまり、まだ検討の途中であり、結論は出ていません。
結論が出ていない段階で「戦争しようとしている」と断じれば、議論ではなく不安をあおる結果になりかねません。
「結論も出ていない話を『戦争したがっている』と言い切るのは乱暴すぎます」
「首相に退陣を求めるなら、どの政策のどこが問題なのか具体的に言ってほしいです」
過去の演説と見比べると見えてくること
福島氏が似た言い回しを使うのは、今回が初めてではありません。2017年5月には、安倍晋三氏(当時の首相)に対し「戦争のために改憲持ち出す総理は退任を」と訴えていました。首相が誰であっても、改憲に動く総理は戦争につながるという同じ型の批判が繰り返されていることになります。
一方、2024年11月3日の同じ集会では、福島氏は「憲法を変えるのではなく、憲法を活かしていく政治を一緒に作っていこう」と話していました。前向きな呼びかけだったからこそ、今年の「やめろ」の連呼との温度差が目立ちます。
憲法改正は、憲法96条が定める正式な手続きで、最後は国民投票で決まります。改正を議論すること自体を「戦争」と結びつければ、国民が考える機会を狭めてしまいます。
「憲法を変える議論をしただけで戦争扱いされたら、国民は冷静に考えられなくなります」
「去年は前向きな呼びかけだったのに、今年は『やめろ』の連呼ですか。残念です」
玉城氏らの発言と、問われる野党の姿勢
同じ集会では、9月の沖縄県知事選で敗れた玉城デニー氏(前沖縄県知事)が、非核三原則が見直された場合「再び日本に、沖縄に戦争の恐怖を持ち込まれる」と主張しました。伊波洋一氏(参院議員)は、安保3文書について「日本国土を戦場にして戦うという文書だ」と述べたと伝えられています。会場では、警察官に向けて「おまわりも戦争に行かせない」と書いた紙を振る参加者もいました。会場の外では、日の丸や旭日旗を掲げた一団が、登壇者に大声でヤジを浴びせ続けていました。
福島氏は2026年4月29日の党大会で党首に再任され、護憲の社民党を残して役割を果たす意向を示しています。党首としての責任を果たすなら、相手への批判だけでなく、日本の安全をどう守るのかという対案を示すことが求められます。年末の安保3文書の改定に向けて、国会では具体的で冷静な論戦が必要です。
国民が知りたいのは、スローガンの大きさではなく、暮らしと国を守る中身のある議論です。
「憲法が大好きなら、まず首相の発言をきちんと確かめてから批判してほしいです」
まとめ
- 2026年11月3日の憲法大行動で、福島瑞穂氏が高市早苗首相に「やめろ」を3回呼びかけたと報じられた
- 「戦争しようとしている」との主張を裏付ける首相の発言は、確認できる範囲では見当たらない
- 首相は非核三原則を「政策上の方針として堅持している」と述べ、安保3文書の書きぶりは検討中
- 福島氏は2017年にも安倍晋三氏に退任を求めており、同じ型の批判が続いている
- 憲法改正は憲法96条の手続きで進むもので、冷静で具体的な国会論戦が求められる
この投稿は福島瑞穂の公約「平和憲法を守ります。」に関連する活動情報です。この公約は38点の得点で、公約偏差値48.2、達成率は0%と評価されています。
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