2026-05-15 コメント投稿する ▼
百田尚樹氏が「国会議員は傲慢」と苦言 旧宮家養子縁組案の最優先を訴え
日本保守党の百田尚樹代表は2026年5月15日、衆院議長公邸で開かれた皇族数確保をめぐる全体会議での意見表明後、記者団に見解を明かしました。女性皇族が婚姻後も皇族身分を保持する①案について「女系天皇誕生につながる恐れがある」と「皇統の危機」を訴えて反対し、旧宮家の男系男子による養子縁組で皇族数を確保する②案の「最優先」実現を強く求めました。また他党の議員の発言について「非常に傲慢やと思った」と語り、2000年以上続く皇統への「畏れ」の気持ちを持つべきだと苦言を呈しました。世論調査で皇室の血統を決めることへの批判も展開し、保守が目指す「原理原則にのっとった議論」の必要性を訴えました。
旧宮家養子縁組案を「最優先」 ①案は女系天皇のリスクと警告
日本保守党(保守)代表の百田尚樹氏は2026年5月15日、皇族数確保の全体会議での意見表明後に記者団の取材に応じました。
政府の有識者会議が示した2案のうち、百田氏は②案(旧宮家の男系男子の養子縁組による皇族復帰)を「最優先」と全体会議で訴えたと明かしました。
一方、①案(女性皇族が結婚後も皇族身分を保持し、配偶者と子は皇族としない)については「将来的に配偶者や子に皇族の身分を与えよという声が必ず起きる」と指摘し、「男系の皇統を守るなら、リスクはできるだけ排除した方がいい」と反対の立場を示しました。
①案は建て付け上は配偶者と子を皇族としませんが、百田氏はその枠組みが将来にわたって維持される保証はないと警告しています。また①案と②案の関係について「セットで考える必要はない。全く別個の事案だ」とも語り、②案単独での先行実現を求めました。
「国会議員は傲慢」 皇統2000年の歴史に「畏れ」を持てと苦言
百田尚樹氏は他党の意見表明にも強い不満をあらわにしました。「国会議員の皆さんは非常に傲慢やと思った」と吐露し、その理由を詳しく説明しました。
「皇統は2000年の歴史がある。全く先例のないことを『こうしろ、ああしろ』と。選挙で通っただけの国会議員が何様だと思っているのか」と語り、「日本の歴史を同時に持っているのが皇室で、われわれが意見を言うのは非常に畏れ多い。その思いを持つべきだ」と苦言を呈しました。
百田氏自身は保守の意見表明として「一介の国会議員に過ぎない者が意見を表明することは誠に畏れ多いこと」と前置きしつつも、男系継承を守る必要性から発言に臨んだと説明しています。
ネット上でも今回の発言をめぐってさまざまな声が上がっています。
「百田さんの言う通りだと思う。2000年の歴史を選挙で選ばれただけの人間が軽々しく変えていいのか」
「傲慢と言うなら自分自身はどうなんだとも思うが、皇室への敬意という点では共感する部分もある」
「世論調査で皇室の血統を決めるというのは確かに違和感がある。原理原則から考えてほしい」
「女系天皇が前例なしという指摘は的を射ていると思う。十分に慎重な議論を望む」
「国会議員が議論するのは職責だが、その姿勢に謙虚さが必要という点では賛成だ」
世論調査で血統は決めるな 「原理原則にのっとれ」と訴え
百田尚樹氏は全体会議の他党発言の中に「男女同権で女性差別はダメだ」「国民の総意によって決まる」といった声があったとも明かしました。具体的な政党名や個人名は伏せた上での発言です。
これに対して百田氏は「そういう問題とちゃうやろ」と反論し、「皇室の血統を世論調査で決めていいのか。原理原則にのっとった上での国民の総意であるべきだ」と強く訴えました。
現代の男女平等観念を皇統のあり方に直接当てはめることへの違和感を示した発言で、2000年以上にわたって続く皇室の伝統的な継承原則を重視する立場を改めて示したものです。
②案実現にも複数のハードル 旧宮家の自由意思を尊重
百田尚樹氏が最優先とする②案でも、実現への道のりは容易ではありません。旧宮家の男系男子の皇族復帰が法的に可能になったとしても、当事者が養子縁組に応じる保証は法律では担保できないからです。
百田氏はこの点について「皆さんそれぞれに人権と自由意思がある。皇室典範が改正されても、旧宮家の方の人生を勝手に法律で強制することはできない。実現にはいくつものハードルはある」と率直に認めました。
その上で、できる限り早期に②案の法整備を実現し、旧宮家との丁寧な対話を重ねていく必要があるという立場を示しました。
全体会議では自民党・日本維新の会・国民民主党・参政党など7会派が②案に賛成または容認の姿勢を示しており、来週にも衆参正副議長によるとりまとめ案が示される見通しです。保守はその早期実現を強く後押しする立場から今後も議論に関わっていく構えです。
まとめ
・日本保守党の百田尚樹代表は2026年5月15日の全体会議後、旧宮家男系男子の養子縁組案(②案)を「最優先」と訴えたと明らかにした
・①案(女性皇族の婚姻後身分保持)には「将来的に配偶者や子に身分付与を求める声が必ず出る」として反対し、女系天皇誕生のリスクを警告した
・他党の議員を「国会議員は非常に傲慢」と批判し、2000年の皇統の歴史に対して「畏れ」の姿勢を持つべきだと苦言を呈した
・「男女同権」や「世論調査」を根拠に皇室の血統を決めることを批判し、「原理原則にのっとった総意」を求めた
・②案が法制化されても旧宮家が応じる保証はないことも認め、「いくつものハードルがある」と率直に語った
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