2026-03-05 コメント投稿する ▼
在マレーシア大使館、日本人女性の性的暴行被害で注意喚起を発表
在マレーシア日本大使館が2025年6月19日付で、クアラルンプール市内において日本人女性が性的暴行の被害に遭う事例が確認されているとして、女性の性的被害に関する注意喚起を実施しました。繁華街のマッサージ店でのセクハラまがいの施術や、睡眠薬入りの飲食物による被害などが懸念されており、大使館は具体的な注意事項を挙げて警戒を呼びかけています。
邦人女性に対する性的被害が発生
在マレーシア日本大使館は2025年6月19日付で、近年海外において日本人女性が性的暴行の被害に遭う事例が確認され、クアラルンプール市内においても邦人女性に対する性的被害が確認されているとして、注意喚起を発表しました。
クアラルンプールは東南アジアの中では比較的治安が良いとされる都市です。しかし、スリやひったくりなどの窃盗事件は日常的に発生し、強盗や強姦といった凶悪事件も決して珍しくありません。人口10万人あたりの強姦発生率は日本の約7倍にものぼるとされています。
大使館は特にブキビンタンやジャランアローといった繁華街について言及しました。これらの地域には観光客向けの足裏マッサージ店が多数存在し、腕が確かな店も多い一方で、女性客が男性マッサージ師にセクハラまがいの施術を受けたとの声も聞かれているとしています。
マッサージ店でのトラブルに警戒を
ブキビンタンやジャランアローは、クアラルンプールを訪れる観光客が必ずといってよいほど立ち寄る繁華街です。特にジャランアローは屋台が並ぶ有名な観光スポットで、その周辺にはマッサージ店が軒を連ねています。
大使館は、男性マッサージ師が心配な場合は、最初に女性のマッサージ師を希望すると伝えることも必要であるとアドバイスしています。施術を受ける前に、明確に意思表示をすることが被害防止につながります。
実際に、一部のマッサージ店では男性施術師による不適切な行為があったとの報告もあり、女性旅行者からは注意喚起の声が上がっています。信頼できる店を事前に調べ、評判を確認してから利用することが重要です。
「マレーシア旅行でマッサージ受けようと思ってたけど怖いな」
「女性指名できるなら最初から伝えた方がいいね」
「繁華街で声かけられても安易についていっちゃダメだよ」
「睡眠薬入りの飲み物とか本当にあるんだ、気をつけないと」
「日本語で話しかけてくる人ほど警戒が必要って覚えとく」
睡眠薬混入や親しげな声かけにも注意
大使館は、マッサージ店以外での被害についても具体的な注意事項を挙げています。
街中で知らない人や初対面に近い者に勧められた飲食物には、睡眠薬等が入っている可能性もあるため、絶対に口にしないよう強く警告しています。観光地で親しげに声をかけてくる人に対しては、安易に信用せず警戒心を忘れず、少しでも不審に思ったときははっきり断ることが必要です。
特に注意が必要なのは、観光案内や道案内を持ちかけてくるケースです。日本語で話しかけ、日本での滞在経験などに言及し、旅行者を安心させてだますような手口もあるとしています。こうした場合、絶対についていかないことが肝心です。
また、過度な肌の露出を避けることや、過度な飲酒を控えることも重要な自衛策として挙げられています。これらは基本的な安全対策ですが、海外では特に徹底する必要があります。
不幸にも被害に遭った場合は速やかに相談を
大使館は、万が一このような犯罪の被害者となってしまった場合は、速やかに最寄りの警察か、大使館や総領事館に相談するよう呼びかけています。
マレーシアでは2016年に年間541件もの誘拐や拉致事件が発生しており、その多くは身代金目的で、わいせつ目的がそれに続きます。2018年には邦人子女の誘拐未遂事件も発生するなど、日本人が犯罪に巻き込まれるリスクは決して低くありません。
また、マレーシアはタイ南部やフィリピン南部、インドネシアといったイスラム過激派が活発に活動する地域と隣接しており、テロの脅威も完全には否定できません。2016年にはクアラルンプール郊外でナイトクラブが手榴弾で襲撃され8人が重軽傷を負う事件も発生しています。
海外では、現地の法律が適用され、その国の行政や司法手続に従って解決を図る必要があります。必ずしも日本国内と同様のサービスや救済が受けられるとは限りません。だからこそ、自らの安全確保に努めることが何よりも重要です。
マレーシアは比較的安全な国とされていますが、日本と同じ感覚で行動するのは危険です。常に海外にいることを意識し、警戒心を持って行動することが求められます。