2025-05-16 コメント投稿する ▼
自民党・太田房江参院議員、選挙資金提供疑惑を全面否定「一切事実無根」と強調
自民・太田房江参院議員、資金提供報道を完全否定
自民党の太田房江参議院議員が、選挙応援をめぐる資金提供疑惑に対し、全面的に否定したことが話題となっている。問題の発端は、週刊ポストが5月16日に配信した報道で、太田議員が過去の参議院選挙で地元の地方議員に対し、選挙応援の見返りとして資金を提供すると持ちかけたとされる内容だった。
太田議員は16日、国会内で記者団の取材に応じ、「一切ございません」と明言。さらに、代理人弁護士を通じて声明を発表し、「報道された資金提供の申し入れ、増額提案、現金の受け渡しといった内容は、すべて事実無根」と強調した。
この声明では、報道内容に挙げられた複数の具体的な行動が否定されている。具体的には、「資金提供を申し入れた」「増額を提案した」「現金を預けた」「配布しようとした」「渡そうとした」などの表現に対し、すべて「全くの虚偽」と断言。太田議員側は、法的措置も視野に入れているとみられている。
ネット上で広がる反応
太田議員の発言を受け、ネット上ではさまざまな意見が飛び交っている。
「政治家がカネに関する問題で疑われるのは致命的だ。説明責任を果たしてほしい」
「週刊誌の報道は信じすぎるべきではないが、太田議員は証拠を示すべきだ」
「事実無根ならなぜ法的措置を取らないのか?」
「また政治とカネの問題。信頼できる政治家はいるのか」
このように、SNS上では疑惑を完全に払拭できたわけではなく、特に「なぜすぐに法的措置を取らないのか?」という疑問の声が目立つ。
報道の詳細と太田議員の反論
週刊ポストの報道によれば、問題は6年前の参議院選挙を巡るもので、太田議員が地元の地方議員に選挙支援の見返りとして資金提供を持ちかけたとされる。しかし、太田議員はこの報道を「一切事実に反する」とし、選挙応援に関しても正当な支援依頼にすぎなかったと主張している。
弁護士を通じた声明では、「報道に記載されたいずれの事例も、事実と異なる」としており、今後の対応についても注目が集まる。報道を受けた太田議員側の今後の対応次第で、疑惑がさらに広がる可能性もある。
太田議員が法的措置を取るかどうかは明らかにされていないが、報道内容が虚偽であると断言している以上、さらなる説明や証拠の提示が求められるだろう。ネット上の批判や疑問の声は続いており、政治とカネに関する問題は依然として国民の関心を集めている。