2024-01-25 コメント投稿する ▼
高村京子県議が無免許運転で人身事故、2024年1月26日に辞職願を提出し失職
長野県議会の高村京子氏(県議・69歳)が、2024年1月24日に千曲市で無免許運転により横断歩道の21歳の女性をはね、腰の骨を折るなどの大けがを負わせました。運転免許は2023年3月に失効していたことが事故後に判明し、高村氏は2024年1月26日に議長へ辞職願を提出して許可され、失職しました。高村氏は「自分の不祥事で議員を続けられないと判断した」と話しています。
高村京子氏が無免許運転で21歳の女性をはねる 2024年1月24日に千曲市で
長野県議会の高村京子氏(県議・69歳)が、2024年1月24日に長野県千曲市で乗用車を運転していて、横断歩道を渡っていた21歳の女性をはねました。女性は腰の骨を折るなどの大けがを負いました。無免許運転による人身事故という、極めて重い事態です。
高村氏は日本共産党(共産党)の県議団に所属し、県議として21年余りにわたって活動してきた人物です。県民の代表である議員が起こした事故だけに、その責任は重いと言わざるを得ません。まず何よりも、けがをした女性の一日も早い回復を願うばかりです。
「横断歩道を渡っていただけの女性が大けがをしたなんて、本当に胸が痛みます。一日も早く回復してほしいです」
横断歩道は、歩行者が安全に道路を渡るための場所です。道路交通法では、横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいるときは、車は一時停止して歩行者の通行を妨げてはならないと定められています。ハンドルを握る人は、免許を持っているかどうかにかかわらず、歩行者を最優先に守る責任があります。
事故後に判明した免許の失効 2023年3月に失効していた
事故のあと、高村氏の運転免許が2023年3月に失効していたことが分かりました。運転免許には有効期間があり、期限までに更新の手続きをしないと失効します。更新の手続きができるのは、一般的に誕生日の前後1か月、あわせて約2か月の間です。失効した免許では車を運転できず、そのまま運転すれば無免許運転になります。
無免許運転は道路交通法に違反する行為です。2024年1月時点の法律では、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が定められています。運転免許は、交通のルールや運転の技能を確かめたうえで与えられる資格です。その資格がない人が運転すれば、周りの人の命を危険にさらすことになります。免許の更新は、運転する人が自分で管理しなければならない基本的な義務です。
「免許が切れていたなら運転してはいけないと、誰でも分かることですよね」
事故の詳しい状況や、免許が失効した経緯については、警察の捜査や本人の説明によって明らかにされることになります。事実が一つずつ確認されるまでは、軽々しく決めつけることはできません。ただし、免許のない状態で運転して重傷者を出したという事実そのものは、動かしようがありません。
「議員である前に、一人のドライバーとして法律を守る責任があると思います」
2024年1月26日に辞職願を提出 議会の許可を受けて失職
高村氏は2024年1月25日に長野県庁で記者会見を開き、辞職する意向を示しました。そして2024年1月26日、佐々木祥二氏(長野県議会議長)に辞職願を提出しました。辞職願は同じ日に許可され、2024年1月26日付けで失職しました。
地方自治法では、議員は議会の許可を得て辞職できると定められています。高村氏も、議長に辞職願を出して受理されたことで議員の職を離れました。事故のわずか2日後という早い判断でした。
辞職願を提出したあと、高村氏は取材に応じました。高村氏は「21年余り議員活動をしてきたが、自分の不祥事で議員を続けられないと判断した。お世話になった皆様には、このような事態になり本当に申し訳ない」と話しました。自らの責任を認め、議員を続けないと決めた点は、重い判断だったといえます。
長野県議会の佐々木議長は、無免許運転による事故について「大変遺憾」とコメントし、県民の信頼を回復するために努める考えを示しました。議会全体にとっても、県民の信頼にかかわる出来事となりました。
「辞職は当然です。ただ、被害に遭った女性への責任は辞めても終わりません」
公人に求められる法令順守と説明責任
議員は、法律や条例をつくり、県民に守ってもらう側の立場にあります。だからこそ、自らが法律を守ることは、一般の人以上に重い責任を伴います。免許の更新のような基本的な手続きについても、公人であれば例外は許されません。
今回の事故で最も重いのは、21歳の女性が重傷を負ったという事実です。議員を辞めたことで責任が終わるわけではなく、被害を受けた女性への誠意ある対応と、経緯についての丁寧な説明が引き続き求められます。県民の税金で活動してきた立場であることを考えれば、なおさらです。
また、免許の期限切れによる運転は、車を使うすべての人にとって身近な問題でもあります。更新の時期を過ぎていないか、免許証の有効期限を定期的に確かめることが大切です。家族や職場の仲間と声をかけ合って確認する習慣も、事故を防ぐ一助になります。
「他人事ではありません。自分も免許証の期限をすぐに確認します」
高村京子氏が県議として積み重ねてきた21年余りの活動も、この一件で厳しく問われることになりました。法律を守ることは、政治家にとって信頼の出発点です。県民の代表として働く人には、その当たり前を徹底してもらいたいと思います。
まとめ
- 高村京子氏(長野県議会議員・69歳)が2024年1月24日、千曲市で無免許運転により21歳の女性をはね、腰の骨を折るなどの大けがを負わせました
- 運転免許は2023年3月に失効していたことが、事故のあとで分かりました
- 高村氏は2024年1月25日に辞職の意向を示し、2024年1月26日に議長へ辞職願を提出して許可され、同日付けで失職しました
- 無免許運転は道路交通法違反で、2024年1月時点では3年以下の懲役または50万円以下の罰金が定められています