2026-04-25 コメント投稿する ▼
増田義彦氏が杉並区長選に立候補表明「みどりで稼ぐ杉並」グリーンビレッジ構想とは
地域政党「再生の道」からの推薦を受ける予定で、選挙戦に臨みます。 昨年2025年6月の東京都議選では「再生の道」から杉並区で立候補しましたが、落選。 杉並の未来を救うキーワードとして「みどり」という3文字を掲げ、「グリーンビレッジ構想」を中心政策として発表しました。 - 地域政党「再生の道」の推薦を受けて戦う予定。
たった3文字「みどり」に込めた危機感、増田義彦氏が杉並区長選に立候補表明
2026年4月25日、元IT企業役員で国際ビジネスコンサルタントの増田義彦氏(68)が都内で会見を開き、杉並区長選(2026年6月21日告示・28日投開票)に無所属で立候補する意向を表明しました。地域政党「再生の道」からの推薦を受ける予定で、選挙戦に臨みます。増田氏は東京都杉並区生まれ・杉並育ち。早大政経学部卒業後、IT企業に勤務し、北米を中心に20年以上、海外で生活。海外法人の社長や役員を歴任してきました。昨年2025年6月の東京都議選では「再生の道」から杉並区で立候補しましたが、落選。今回は首長選という形での再挑戦となります。
会見で増田氏は「私は杉並生まれ、杉並育ち。杉並が大好きです。だからこそこのままではいけないという危機感を持っています。誇れる形で引き継いでいきたい、責任のある立場で変えていきたい」と訴えました。杉並の未来を救うキーワードとして「みどり」という3文字を掲げ、「グリーンビレッジ構想」を中心政策として発表しました。
「杉並で育った人が杉並の緑を守るために立候補するとは。なかなか熱い思いが伝わってくる」
グリーンビレッジ構想で財政を持続可能に
杉並区の「みどり」はこの10年で40パーセント減少しており、東京23区内で最大の減少幅だといいます。「樹木や緑が生み出す価値を活かし、長期的にわたって財政を支える仕組みをつくる。環境・経済・教育を一体で進む『グリーンビレッジ構想』を実行します。キャッチフレーズは『みどりで稼ぐ杉並へ』です」と宣言しました。人口減少が続く中でも財政を持続可能にし、福祉や防災を守り抜くため、これまで「コスト」と捉えられてきた緑を「投資」に変えるという発想の転換が構想の核心です。
「みどりで稼ぐという発想はおもしろいが、具体的にどう収益につなげるのか詳しく聞きたい」
再生の道の離党騒動と増田氏の覚悟
「再生の道」については、3月以降に離党者が相次いでいる状況を踏まえながらも、「党が掲げる『広く国民の政治参加を促す』という理念には共感しています。そうした理念を共有する立場として、推薦を受けて戦うことにしました」と述べました。個々の離党の動きには「自分が何を実現したいのか、その軸で判断しています」と冷静な姿勢を見せています。また4月に共同代表制へ移行した党の組織変更について「迅速な意思決定を重視した体制への移行だと理解しており、政治においてはスピードと実行力が重要であり、プラスに働く可能性はある」と一定の理解を示しました。
「再生の道は離党が続いているのに推薦で戦うのはリスクがあると思う」
三つどもえの構図、現職と自民系区議に挑む
今回の杉並区長選には、再選を目指す現職の岸本聡子区長(51)のほか、自民党(自由民主党)が推薦する区議の大和田伸氏(45)も立候補を表明しており、三つどもえの選挙戦となる見通しです。岸本区長は2022年の区長選で、わずか187票差という僅差で現職を下して初当選し、杉並区で初めての女性区長となりました。2期目に向けては、子育て・子ども支援、福祉、災害対策、環境、地域経済の活性化、対話の区政の6項目を重点政策として発表しており、今回は政党や組織からの推薦を受けずに選挙戦に臨む方針を示しています。
増田氏が「みどり」の3文字に込めた政策は、単なる環境保護にとどまりません。人口減少が進む中でいかに地域の財政基盤を守るかという、地方行政の根幹に直結する問いへの答えとも言えます。高齢化と物価高が重なる時代に、緑を資産として活用しながら環境・経済・教育を一体で回すという構想は新鮮な切り口です。地域政党の推薦を受けながら無所属で戦う立場は、特定の政党や組織に縛られない「政策本位の戦い」を印象付けようとするものでもあります。杉並区の区長選が6月に向けてどのような論戦を見せるのか、注目が集まります。
「現職に挑むには正直勝負になるのか疑問を感じる」
「杉並の緑が10年で40パーセントも減ったとは知らなかった。何とかしてほしい」
まとめ
- 増田義彦氏(68)が杉並区長選(2026年6月21日告示・28日投開票)に無所属で立候補を表明
- 地域政党「再生の道」の推薦を受けて戦う予定
- 2025年6月の東京都議選で「再生の道」から杉並区で落選し、今回は首長選に再挑戦
- 中心政策は「グリーンビレッジ構想」。杉並区の緑が10年で40パーセント減(23区内最大の減少幅)という危機感から「みどりで稼ぐ」を掲げる
- 緑を「コスト」から「投資」に転換し、環境・経済・教育を一体で推進する構想
- 「再生の道」の3月以降の相次ぐ離党騒動には「個々の動きに左右されず、自分の軸で判断」と述べた
- 区長選の構図は現職・岸本聡子区長(51)、自民推薦・大和田伸区議(45)、増田氏の三つどもえに
- 岸本区長は2022年に187票差で初当選した杉並区初の女性区長。2期目は推薦なしで戦う方針