2026-05-18 コメント投稿する ▼
辺野古移設断念と3期目への決意 玉城デニー知事が共産党演説会で安保政策にも反対を明言
2026年9月13日投開票の沖縄県知事選と統一地方選の必勝を期し、日本共産党の田村智子委員長を那覇市に迎えて2026年5月17日に演説会が開かれました。玉城デニー知事(66)が3期目への決意を述べ、辺野古新基地建設への反対と普天間基地の早期返還を改めて訴えました。知事就任2期8年の成果として観光収入の1兆円超えや子どもの医療費無料化を示しつつ、政府が進める安全保障政策の拡大に「断固として反対」と言い切りました。沖縄の知事選をめぐっては、自民党が支援する前那覇市副市長の古謝玄太氏(42)との事実上の一騎打ちが見込まれており、辺野古移設の是非と安保政策が最大の争点となります。
辺野古沖の悲劇に哀悼を示し演説会が始まる
演説会の冒頭、玉城デニー知事は辺野古沖の船転覆事故で亡くなった高校生と船長に向けて田村智子委員長らとともに黙とうをしました。
あの海で失われた命を、私は決して忘れない。ご遺族の心の痛みにしっかり寄り添い、平和の実現に向けてこれからも歩み続けていく
玉城氏は「悲しみは一日たりとて忘れることはできません」と述べ、平和学習の途中で命を落とした若者への深い哀悼と、基地問題を含む平和への取り組みを続ける決意を一つの言葉に込めました。沖縄の基地問題と「平和学習」は切り離せない問いとして、演説の出発点に置かれました。
知事2期8年の実績と経済成長の加速を訴える
玉城氏は知事就任以来、「県経済と県民生活の再生」「子ども・若者・女性支援施策のさらなる充実」「辺野古新基地建設反対と米軍基地問題」を三つの公約の柱として推進してきたと説明しました。
具体的な成果として、中学卒業までの医療費窓口無料化の実現を挙げました。子育て世代の経済的負担を直接軽減するこの施策は、沖縄独自の取り組みとして注目を集めています。また観光分野では「この8年で観光収入は初めて1兆円を上回る見通しになり、2026年度県一般会計予算は史上初の9千億円台となりました」と強調しました。
デニー知事になって子どもの医療費が無料になった。家計が本当に助かっている。この流れを3期目も続けてほしい
沖縄を訪れる観光客数は2025年度に過去最多となる1093万5,800人を記録するなど、コロナ禍からの回復を超えた成長軌道が続いており、玉城氏は「成長するこの勢いを経済と県民所得向上に向けさらに加速化を図りたい」と3期目の展望を示しました。
辺野古移設断念と長距離ミサイル配備に反対を明言
辺野古新基地建設問題については、「最短でも完了まで約12年を要するとされており、普天間基地の一日も早い危険性の除去につながるものではありません」と改めて移設計画の矛盾を指摘しました。玉城氏は「辺野古移設を断念し、県外・国外への移設及び早期返還について、あらゆる機会を通じて積極的に訴えてまいりたい」と明言しました。
また基地が増える。沖縄の土地が軍事に使われる。沖縄の声が国に届いていない気がして、本当に悔しい
政府が推進する安全保障3文書の改定と、自衛隊の南西シフトと呼ばれる機能強化についても、玉城氏は「米軍基地の集中に加え、自衛隊の急激な強化は、かえって地域の緊張を高めることにつながりかねません」と懸念を示し、専守防衛のあり方を否定する長距離ミサイル配備には「断固として反対」と言い切りました。
「疾風の中の勁草」として3期目の覚悟を示す
玉城氏は自らの政治姿勢を「疾風の中にこそ勁草(けいそう)の強さを示していきながら、多くの県民とともに沖縄の将来を目指していきたい」と表現しました。勁草とは激しい風の中でこそ強さを発揮する草を指し、どんな逆境でも揺るぎない姿勢を指す言葉です。
9月の知事選で沖縄県民がどのような選択をするか、全国のみなさんが見守っていると思う。日本全体の平和のために、沖縄から声を上げ続けたい
2026年9月13日投開票の知事選には、玉城氏のほか自民党が支援する前那覇市副市長・古謝玄太氏(42)も立候補を表明しており、沖縄知事選は2014年以来の「保革対決」の構図が再び鮮明になっています。知事選は8月27日告示の予定で、沖縄振興をめぐる政府との距離感、安保政策、辺野古移設の是非が主な争点となります。
この選挙は沖縄だけの問題じゃない。日本の民主主義が問われていると思う。全国からも応援してほしい
3期目に向けた玉城氏の訴えは、沖縄が直面する基地問題と経済成長の両立という課題への揺るぎない向き合いの表明でもありました。
まとめ
- 日本共産党の演説会が2026年5月17日に那覇市で開催。田村智子委員長が出席し、玉城デニー知事が3期目への決意を表明
- 玉城氏は演説会冒頭、辺野古沖転覆事故で亡くなった2人に黙とうし「悲しみは一日たりとて忘れられない」と語った
- 知事2期8年の成果として中学卒業までの医療費無料化、観光収入1兆円超え、2026年度予算の史上初9千億円台を挙げた
- 辺野古移設について「最短でも約12年を要し、普天間の危険性除去にはつながらない」と改めて反対。県外・国外移設と早期返還を訴えた
- 長距離ミサイル配備を含む安保3文書改定と南西シフトによる自衛隊強化に「断固反対」を明言
- 沖縄県知事選は8月27日告示・9月13日投開票。玉城氏と古謝玄太氏(42、自民支援)の事実上の一騎打ちの構図
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