2025-06-09 コメント投稿する ▼
格闘家・久保優太氏が参院選比例代表で出馬へ 「現役世代の負担軽減を本気でやり切る」
“RIZINの男”が国政へ 久保優太氏が維新から出馬表明
プロ格闘家でRIZINファイターとして知られる久保優太氏(37)が、今夏の参議院選挙に日本維新の会の比例代表候補として出馬することが決まった。自身のX(旧Twitter)で9日、正式に出馬を報告し、現役世代の負担軽減や子育て支援、高齢者福祉への思いを力強く語った。
久保氏は、「報道で発表された通り、『日本維新の会』から公認を頂き、7月参院選の全国比例で出馬させて頂く事になりました!」と報告。「私は政治のプロではありません!」と正直に前置きしたうえで、「だからこそ、政治に距離を感じている若い人たちの“身近な相談相手”になりたい」と強調した。
格闘家としての経験と知名度を武器に、「心から寄り添える政治家」を目指す姿勢が、多くの有権者に新鮮な印象を与えている。
“現役世代の声を代弁” 子育て・介護の負担軽減を柱に
久保氏が政策の中心に据えるのは、現役世代の負担軽減だ。仕事、子育て、親の介護と、三重の責任を抱える多くの世代に目を向け、「その重荷を少しでも軽くしたい」と訴えている。
「子どもたちが夢に挑戦できる環境をつくりたい。高齢者が安心して老後を過ごせる社会を実現したい。若者がこの国に希望を持てる政治を届けたい」
その上で、「バラマキではなく、未来への投資を」「既得権益ではなく、必要なところに届く仕組みを作る」と断言。現役世代の「真ん中」に立ち、政治のあり方そのものを変える意志を強くにじませた。
“政治未経験”の挑戦に賛否の声も
久保氏は政治家としては全くの新人だが、それを「強み」と捉えている。「政治に興味がなかった人こそ、今の空気を変える鍵になる」とし、自身がその橋渡し役になりたいという。
今年5月には東京ドームで開催された「RIZIN:男祭り」のリング上でスーツ姿で登場し、出馬の意向を明らかにしていたが、当時は所属政党を明かしていなかった。今回、日本維新の会からの公認が正式決定し、政界入りの第一歩を踏み出した。
SNSや格闘技ファンからはさまざまな反応が寄せられている。
ネット上の反応
「こういう人が出てくると政治にちょっとだけ希望を持てる」
「現役世代の負担って本当に重い。ちゃんと分かってる人に頑張ってほしい」
「格闘技で戦ってきた人の言葉には説得力がある」
「“バラマキじゃない未来への投資”って、今の政治家よりまともなこと言ってる」
「でも政治は甘くない。応援するけど本気で学んでほしい」
久保優太氏の出馬は、既存の政治に風穴を開ける可能性を秘めている。自身の経験と覚悟をもとに、「寄り添う政治家」として新たな政治の担い手になれるか。格闘技とは違う“国政のリング”での戦いが、今まさに始まろうとしている。