2025-03-26 コメント: 1件 ▼
【参院選沖縄選挙区】オール沖縄の統一候補、30日に決定へ 高良沙哉氏と比嘉京子氏が最終候補
候補者選定の背景
26日の会議では、各政党・会派から他の候補者を推す声はなく、高良氏と比嘉氏の2名に絞られた。各政党・会派は30日までに両氏のどちらを統一候補とするかを判断し、投票を行う。討論会などを行わない理由について、山内座長は「両氏ともに、沖縄の声を国会で上げてもらう力強い候補者になりうると確認しているので投票に決まった」と説明している。
現職・高良鉄美氏の出馬断念
現職の高良鉄美参院議員(71)は、2期目への立候補を表明していたが、3月17日に出馬を断念した。高良氏は「私が2期目に出馬することで、オール沖縄の団結を損なう可能性がある」と述べ、政治家としての引退を表明した。この背景には、2024年の衆院選で社大党の県議がオール沖縄勢力が擁立した候補者を支援しなかった問題があり、高良氏の支援が難しいとの声が内部から上がっていた。
一方、自民党沖縄県連は、那覇市議の奥間亮氏を公認候補として擁立することを決定している。また、参政党からは琉球大学教授の和田知久氏が公認候補として立候補を表明している。
今後の展望
オール沖縄勢力は、30日の会議で統一候補を決定し、参院選に向けた体制を整える予定である。高良氏の出馬断念により、新たな候補者の選定が急務となっており、今後の動向が注目される。
- オール沖縄の統一候補は、3月30日の会議で無記名投票により決定される。
- 候補者は沖縄大学教授の高良沙哉氏(46)と、前県議で地域政党「沖縄うない」代表の比嘉京子氏(74)の2名。
- 現職の高良鉄美参院議員(71)は、3月17日に出馬を断念し、政治家としての引退を表明した。
- 自民党沖縄県連は那覇市議の奥間亮氏を、参政党は琉球大学教授の和田知久氏を、それぞれ公認候補として擁立している。
- オール沖縄勢力は、30日の会議で統一候補を決定し、参院選に向けた体制を整える予定である。