熊本県警警察官2人を懲戒処分 署内仮眠室で性行為 当直中に職務怠慢

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熊本県警警察官2人を懲戒処分 署内仮眠室で性行為 当直中に職務怠慢

熊本県警は2026年7月24日、当直勤務中に警察署内で性的行為をして職務を怠ったとして、30代の男性巡査長と20代の女性巡査長をそれぞれ減給100分の10(1か月)の懲戒処分としました。2人は既婚の男性と知りながら2025年9月から約1年間の不適切交際を続けており、署内の仮眠室や倉庫でも性行為に及んでいました。匿名の情報提供によって発覚し、2人は同日付で依願退職しています。全国的に警察官の不祥事が急増するなか、熊本県警の市民信頼回復への取り組みが改めて問われています。

当直勤務中に署内で性行為、男女2人の警察官に懲戒処分


熊本県警は2026年7月24日、当直勤務中に警察署内で性的行為をして職務を怠ったとして、県警本部に勤務する30代の男性巡査長と、警察署に勤務する20代の女性巡査長を、それぞれ減給100分の10(1か月)の懲戒処分としました。2人は同日付で依願退職しています。

問題の行為が行われた当時、2人は県内の同じ警察署の刑事部門に在籍していました。性行為があったのは2025年11月と2026年1月の2回で、夜間の当直勤務中に署内の仮眠室と倉庫で行われていました。当直(交代制夜間勤務)は夜間の事件・事故への第一線対応にあたる重要な業務で、仮眠室は交代勤務中の短い休息のために設けられた施設です。その場での性行為は、明らかに職務の逸脱にあたります。

警察署の仮眠室や倉庫で性行為とは。市民を守るための施設で何をしているのか。あきれてものも言えない

既婚の男性と知りながら約1年間の不適切交際、宿泊施設でも


熊本県警によると、2人は2025年9月ごろから不適切な交際を開始し、2026年6月ごろまで県内の宿泊施設などで性的行為を伴う不適切な関係を続けていたとされています。不適切な関係は約1年に及びました。

男性巡査長は既婚者であり、女性巡査長はその事実を知りながら交際を続けていたとされています。2人は「同じ部署で勤務しているうちに、そのような関係になっていった」と説明しているとのことです。

既婚者と知りながら交際し、職場での当直中に性行為まで。道義的にも職業倫理的にも許されない行為だ

警察官の不祥事をめぐっては、全国的にも深刻な状況が続いています。2025年に懲戒処分を受けた全国の警察職員は337人にのぼり、前年比41%増と直近10年で最多となりました。処分の内訳では「異性関係」が最も多い分類を占めており、今回の事案もこの傾向の一端を示しています。

全国で警察不祥事が急増している。特に異性関係が多いというのは深刻だ。組織の風土から見直す必要がある

調査の結果、2人の行為によって事件・事故の対応に遅れが生じるなどの具体的な被害は確認されなかったとされています。しかし、夜間の当直勤務中に職務を離れて性行為に及んでいたことは、職場秩序の重大な乱用であり、警察組織全体への信頼を損なうものと判断されました。

匿名の情報提供で発覚、即日依願退職 上司の監督責任は問われず


2026年に入り、熊本県警本部に「警察官が不適切な異性交際をしている」との匿名の情報提供がありました。県警が確認したところ、2人は事実を認めました。

男性巡査長は「自覚がなかった。警察官としてあるまじき行為で申し訳ない」と話し、女性巡査長は「組織に多大な迷惑をかけてしまった。申し訳ない。職を辞して責任を取る」と述べています。2人は2026年7月24日付で依願退職しています。

反省しているのはわかるが、減給1か月で退職というのは軽すぎないか。市民の側からしたら納得しにくい処分だ

2人の上司については「把握することや防ぐことが難しかった」として、監督責任を問う処分は行われませんでした。渋谷明紀首席監察官は「警察職員としてあるまじき行為であり、県民の皆様に深くお詫び申し上げます。全職員に対する指導等を徹底し、再発防止につとめてまいります」とコメントしています。

なぜ上司の監督責任を問わないのか。約1年も続いた関係を把握できなかった管理体制そのものに問題があるのではないか

今年2026年に入って熊本県警の懲戒処分は今回が初めてとなりました。全国的に警察官の不祥事が増加するなか、市民の信頼回復に向けた真摯な取り組みと、組織の在り方そのものの見直しが求められています。

まとめ


・2026年7月24日、熊本県警が当直勤務中に署内で性行為をした男女2人の巡査長をそれぞれ減給100分の10(1か月)の懲戒処分
・2人は処分当時、県警本部と警察署にそれぞれ在籍。事件当時は同じ警察署の刑事部門に在籍していた
・性行為は2025年11月と2026年1月の2回、夜間当直中の仮眠室と倉庫で行われた
・不適切交際は2025年9月から2026年6月まで約1年間、宿泊施設等でも継続
・男性巡査長は既婚者であり、女性巡査長はそれを知りながら交際
・2026年初の匿名通報で発覚。2人はともに事実を認め、同日付で依願退職
・上司への監督責任処分なし。「把握・防止が難しかった」と判断
・2025年の全国警察職員の懲戒処分数は337人(前年比41%増)と10年で最多。異性関係が最多の分類

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2026-07-25 11:31:50(植村)

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