2025-02-11
石平氏、参院選出馬を表明 自公政権の媚中外交に危機感
評論家の石平氏(62)は11日、自身のYouTubeチャンネルで7月の参院選に出馬する意向を表明した。石氏は「中国の民主化を夢見て挫折し、日本国民になった私が、日本の民主主義の中で国政に挑戦し、日本のための政治活動を展開していく」と述べ、国政政党の公認候補として出馬する意向を示した。党名は現時点で明らかにしていない。
石氏は中国について、「脅威が大きくなり、日本の運命を決する切実な問題となっている」と指摘し、自身の言論活動にとどまらず、現実の政治の場で日本のために尽力したいとの意向を示した。また、2022年に安倍晋三元首相が死去して以降の自民、公明両党による政権運営に言及し、「媚中外交を展開し、中国を増長させている」と危機感を表明した。「中国から帰化した私こそ、中国共産党の手口の悪辣さを分かっている。自公政権の媚中外交をどう正すか、国会で実践したい」と強調した。
石氏は決断の原点として、日本留学中の1989年6月4日に母国で起きた天安門事件を挙げ、「仲間たちが中国共産党政権に惨殺されていく場面を目のあたりにし、中国と決別した」と振り返った。石氏は1962年、中国四川省生まれ。北京大学哲学部卒業後、1988年に来日し、神戸大学大学院文化学研究科博士課程を修了。民間研究機関を経て評論活動に入った。著書に『謀略家たちの中国』などがあり、2007年に日本国籍を取得した。
石氏の出馬表明を受け、参院選における自公政権の動向が注目されている。自公が過半数を維持すれば、石破茂首相(もしくは後継の首相)が続投し、自公政権が続くと予想されている。一方、自公が過半数を割り込めば、石破首相(もしくは後継の首相)が退陣し、場合によっては政権交代で非自民連立政権が誕生する可能性も指摘されている。
石氏の参院選出馬は、今後の日本の政治情勢に大きな影響を与える可能性があり、注目される。
2025-02-12 10:55:57(キッシー)
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