2025-02-19
八潮市道路陥没の真相!老朽化した下水道管が引き起こした衝撃の事故
【八潮市の道路陥没事故と緊急点検結果】
埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故を受け、日本共産党の国会議員団「老朽インフラ対策チーム」は、国土交通省に対し全国で行われた大型下水道管の緊急点検について聞き取りを行いました。
これには伊藤岳参院議員をはじめ、堀川あきこ衆院議員、塩川鉄也衆院議員、井上哲士参院議員が参加しました。
【緊急点検の結果】
国交省が各自治体に実施を求めた緊急点検は、東京や埼玉、千葉、神奈川、大阪などの7都府県で行われ、合わせて419キロメートルの管路1,702カ所を目視やカメラで調査した結果、埼玉県内で3カ所に異常が確認されました。
調査の担当者は、マンホールの周辺ではない場所への目が届きにくいことを説明し、地表から1.5~2メートルまでしか調査できないという限界も明かしました。
【八潮市の陥没事故】
八潮市で起きた道路陥没事故は、1983年に整備された下水道管の破損が原因とみられています。
破損したのは、直径4.75メートルの大口径管で、大規模な下水処理場の近くに設置されていました。
事故の背景には、こうした大規模な下水道管の点検が長年見逃されてきた可能性があるという指摘も出ています。
【下水道の老朽化と職員削減】
事故を受け、塩川鉄也議員は、「大口径の下水道管の点検がずっとおろそかにされていたのではないか」と疑問を呈しました。
また、伊藤岳議員は、「下水道の維持管理を担当する自治体の職員が削減され続けていることも原因の一つ」として、徹底した原因究明と対策を求めました。
【全国的な問題と今後の対応】
この八潮市の事故をきっかけに、全国的にも下水道管の老朽化が深刻な問題となっていることが浮き彫りになっています。
日本自治体労働組合総連合の内田みどり委員は、老朽化した下水道管の漏水事故が全国各地で発生していると指摘し、「国は下水道の広域化や民間活用を進めてきたが、その方向性を見直すべきだ」と訴えました。
今後は、こうした事故を防ぐための対策として、国土交通省が大規模な道路陥没を未然に防ぐための検討委員会を設置し、具体的な対策を進めることを約束しています。
2025-02-20 11:26:37(キッシー)
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