2026-08-12 コメント投稿する ▼
高市総理、熊本地震復旧加速を指示 避難者支援・経済再生へ総力
2026年8月12日、高市総理は首相官邸で開かれた第10回令和8年熊本地震非常災害対策本部会議に出席し、被災地の復旧・復興を加速させるための政府の取り組みを指示しました。 同時に、被災したお子さんたちにとって、安心して過ごせる「居場所」の確保や、保護者への情報提供、学校の新学期準備支援も重要課題として挙げ、文部科学省にも現場支援の強化を指示しました。
在宅避難者への切れ目ない支援
被災自治体や被災者からの直接の声を聞く機会が増える中、高市総理は、避難所生活から自宅に戻る「在宅避難」に切り替える方々が徐々に増えている状況を踏まえ、こうした方々への支援が途切れないよう、「見守り、生活相談」などを改めて徹底するよう各大臣、副大臣、政務官に指示しました。さらに、在宅避難者や車中泊をしている方々を含めた「避難されている方々の健康管理」、感染症対策についても、保健・医療・福祉関係の専門チームによる活動状況を確認し、支援体制の万全を期すよう神谷政務官に促しました。
生活基盤復旧とインフラ整備
「生活用水の確保」は極めて重要な課題であるとし、給水車や水資源機構の可搬式浄水装置の活用に加え、トイレカーや水循環シャワーへの給水支援など、きめ細やかな対応の継続・徹底を指示しました。また、被災地で問題となっている「井戸への対策」については、現地対策本部に設置した対応チームを中心に、上下水道の応急復旧と連携し、自治体と協力して速やかに進めるよう加藤政務官に指示しました。応急的な住まいの確保についても、新たに八代市で建設型応急住宅の工事が始まったほか、15市町村で賃貸型応急住宅の受付が開始されていることに触れ、被災者の方々の仮設住宅や賃貸型応急住宅への入居が着実に進むよう、自治体への伴走支援を赤間防災大臣に求めました。さらに、被災自治体の損壊家屋などの「公費解体・撤去」支援も加速させる考えであり、緊急的な公費解体を含めた準備支援を急ぐよう石原大臣に指示しました。
地域経済再生と中小企業支援
被災地の早期復旧・生活再建には「地域経済の再生」が不可欠であるとの認識のもと、中小企業への支援策を強化する方針を強調しました。特に、御船町に続き八代市でも「激甚災害」の指定基準を超える見込みであることに触れ、中小企業向けの災害関係保証の特例や、金利引き下げを伴う災害復旧貸付、100%保証の災害関連保証といった追加措置について、個別の事情に応じた丁寧な対応を赤澤大臣に指示しました。これにより、被災された中小・小規模事業者への資金繰り支援が強化されます。また、地域経済や「サプライチェーン」への影響も注視し、生産機能の回復に向けた関係省庁間の連携を強化するほか、被災地からのニーズを踏まえた観光需要の回復や風評被害の払拭に向けた対策検討も加速させるよう加藤政務官に指示しました。
治安維持・消費者保護と子どものケア
被災後の混乱に乗じた「被災地の治安」悪化や、点検商法、不当な高額請求といった「悪質商法」への警戒も呼びかけました。警察には、各都府県警察から派遣された特別自動車警ら部隊や、近く派遣される特別機動捜査部隊などによる警戒・捜査体制の強化を指示するとともに、津島副大臣には国民への注意喚起を強化するよう求めました。同時に、被災したお子さんたちにとって、安心して過ごせる「居場所」の確保や、保護者への情報提供、学校の新学期準備支援も重要課題として挙げ、文部科学省にも現場支援の強化を指示しました。災害ボランティアやNPO関係者への感謝も改めて示されました。
会議の終盤では、台風15号が昨晩に関東地方へ上陸し、本州を横断した後、日本海で熱帯低気圧に変わったことに言及。人的被害の報告もあり、今後も湿った空気の影響で大雨が続く可能性があるとして、警戒を呼びかけました。高市総理は、熊本での地震対応と並行し、他の自然災害への警戒も怠らず、常に緊張感を持って臨むよう改めて関係閣僚に指示し、会議を締めくくりました。
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まとめ
- 高市総理は第10回熊本地震非常災害対策本部会議で、被災者支援と復旧・復興の加速を指示しました。
- 避難所から在宅避難に移行する人々への見守りや生活相談、健康管理、感染症対策の継続を強調しました。
- 生活用水の確保、井戸対策、上下水道応急復旧、建設型・賃貸型応急住宅の整備など、生活基盤復旧への具体的な指示がありました。
- 地域経済再生のため、「激甚災害」指定の見込みを踏まえた中小企業支援、資金繰り支援、観光回復・風評被害払拭対策の強化を表明しました。
- 被災地の治安維持、悪質商法対策、子どもの居場所確保、学校の新学期準備支援も重要課題として挙げられました。
- 台風15号の影響にも触れ、複合的な災害への継続的な警戒を関係閣僚に指示しました。