2026-04-24 コメント投稿する ▼
小池晃 参院在職25年表彰 謝辞で憲法と平和・貧困解消を重視
謝辞で小池氏は自身の政治の原点を「いのちを守る政治」に置いたことを強調しました。 その上で、小池氏は「政治とは戦争と貧困をなくすためにある」という信念を明確にし、それを支える道しるべとして日本国憲法の平和的生存権や第9条の平和主義を挙げました。 国会での25年の活動歴を振り返る中で、小池氏は与党との対立ばかりでなかったことにも触れました。
永年在職表彰 小池晃氏の謝辞
4月24日の参議院本会議で、日本共産党書記局長・参議院議員の小池晃氏(日本共産党)が、議員在職25年に対する永年在職議員表彰を受け、その謝辞を述べました。参議院では同席した議員として、自民党の宮沢洋一氏、松山政司氏、有村治子氏も表彰され、水岡俊一氏が祝辞を述べています。小池氏は表彰に先立ち、支援者や党組織、家族への感謝を表明しました。
謝辞で小池氏は自身の政治の原点を「いのちを守る政治」に置いたことを強調しました。臨床医として第一線の医療現場で働いた経験を引き合いに出し、医療や年金制度の改革、安全保障関連法制の国会論戦など、自身が関わってきた政策課題を振り返りました。特に、与党や政府側と激しく対立した場面も多かったとしながらも、党派を超えて取り組んだ超党派の成果として自殺対策基本法制定に触れたことが印象的でした。
また、小池氏は昔、委員会で激しく論戦を交わした閣僚から、委員会室を出た後で「あなたの質問は現場の実態を踏まえたものだから耳を傾けている」という声を掛けられた経験を紹介しました。この言葉を「自分の役割」と位置づけ、国民の状況や期待、怒りを国会の場で正面から提起することを信条としてきたと述べています。
“戦争と貧困をなくす政治”への思い
謝辞は国内政策だけでなく、外交・平和の課題にも触れました。小池氏は世界各地で戦火が広がる現実を踏まえ、「政治はいったい何のためにあるのか」という問いを繰り返しました。特に米国が国際法や国連憲章を踏みにじる形で軍事行動を展開している現状に対して強い懸念を示し、追随するだけの政治に疑問を投げかけています。
その上で、小池氏は「政治とは戦争と貧困をなくすためにある」という信念を明確にし、それを支える道しるべとして日本国憲法の平和的生存権や第9条の平和主義を挙げました。憲法前文は「全世界の国民が平和のうちに生存する権利を有する」と定めており、小池氏はこの理念を外交努力と平和の構築に生かすべきだと訴えました。
謝辞では自身の党派としての立場にも言及し、日本共産党が戦前から反戦・平和を一貫して貫いてきた政党である点を強調しました。この文脈で、小池氏は憲法を尊重し擁護する責務を負う国会議員として、「戦争しない、させないために力を尽くす」と決意を表明しました。
超党派の取り組みと課題
国会での25年の活動歴を振り返る中で、小池氏は与党との対立ばかりでなかったことにも触れました。2006年には、自民党や当時の民主党の議員とともに厚生労働委員会で「自殺対策の推進を求める決議」を実現し、結果として自殺対策基本法の制定につなげたことを「忘れがたい経験」と述べています。これは党派を超えた協働の成果として評価されており、小池氏自身が国民生活の実態を重視してきたことを象徴しています。
しかし一方で、小池氏は現在の国政の状況についても私見を述べました。政治における軍事費の拡大や、不透明さの残る外交政策について懸念を示し、憲法の理念に立ち返ることの重要性を強調しました。これらの見解は、国会内での与党との対立点を明確にしつつ、政治の役割を国民生活と平和の確保に求める姿勢が背景にあります。
SNSでも広がる関心
SNS上でも小池氏の謝辞への関心は広がっており、政治理念や在職の振り返りに共感や議論の声が投稿されています。
「戦争・貧困をなくすという信念、胸に刺さった」
「憲法理念の重要性を改めて感じた」
「25年の国会活動、実績を突きつけられた気がする」
「平和と生活を守る政治の視点が大事だと思う」
「党派を超えた成果も評価したい」
こうした声は、政治の役割や価値観をめぐる関心が、市民の間でも高まっていることを示しています。
まとめ
・小池晃氏が参院在職25年の永年表彰で謝辞を述べ、支援者・関係者への感謝を表明した。
・医療現場から一貫して「いのち守る政治」を掲げ、年金・医療・安全保障などで政府と論戦を重ねてきた。
・憲法の平和的生存権や第9条を重視し、平和と貧困解消を目指す政治の重要性を訴えた。