2025-05-15 コメント: 1件 ▼
立民・米山隆一氏、泉房穂氏の「減税はやる気次第」発言を批判 現実的財源論を強調
立民・米山隆一氏、泉房穂氏の減税主張に異議
立憲民主党の米山隆一衆院議員(57)は、参院選兵庫選挙区に無所属で出馬予定の泉房穂前明石市長(61)に対し、X(旧Twitter)上で批判を展開した。泉氏の「減税は政治家のやる気次第」との主張に対し、米山氏は「国家予算はやる気で捻出できるものではない」と反論した。
泉氏は「与党だろうが、野党だろうが、保守だろうが、リベラルだろうが、『減税』の一点で”大同団結”すればいい」と投稿。これに対し、米山氏は「115兆円に上る国家の歳出を『政治家のやる気』で捻出できるなら世界に貧しい国はありません」と指摘した。
さらに、泉氏が新聞各社に対し「減税反対の社説を控えるべき」と投稿したことについても、米山氏は「言論の自由・報道の自由を蔑ろにしすぎです」と批判した。
首長経験者としての見解の相違
泉氏は「首長経験者で『お金がない』というスタンスの方は、在任中どうしておられたのだろう」と投稿。これに対し、元新潟県知事の米山氏は「県道の草刈りを年1回か2回かで激論を交わし、給付型奨学金の予算の捻出に七転八倒する、それが私が経験した事です」と述べ、簡単に財源があるという考えに疑問を呈した。
泉氏の出馬と政党の対応
泉氏は3月の出馬表明会見で「魅力的な政党がない」と発言。当初は立憲民主党県連、国民民主党県連、連合兵庫から支援を受けるとみられていたが、国民民主党は4月20日に独自の党公認候補として多田ひとみ氏(44)を擁立した。立憲民主党は党公認ではなく、同党県連で推薦する。
ネットユーザーの反応
「泉さんの主張は理想論すぎる。現実を見てほしい」
「米山さんの指摘はもっとも。やる気だけで財源が出るわけない」
「言論の自由を軽視する発言は問題だと思う」
「泉さんの減税主張には共感するけど、具体的な財源の話がないのが不安」
「政治家同士で公開討論してほしい。どちらの意見も聞きたい」
* 米山隆一氏が泉房穂氏の「減税は政治家のやる気次第」との主張に反論。
* 言論の自由を軽視する泉氏の発言に対し、米山氏が懸念を表明。
* 首長経験者としての財源捻出の難しさを米山氏が指摘。
* 泉氏の出馬に対し、政党の対応が分かれる。
* ネット上では両者の主張に対し賛否両論が見られる。
このように、参院選兵庫選挙区を巡る議論は、政策の現実性や言論の自由といった重要なテーマを浮き彫りにしている。今後の選挙戦において、各候補者の具体的な政策とその実現可能性が問われることになるだろう。