2025-05-15 コメント投稿する ▼
熱海市長選:中国出身の徐浩予氏が出馬表明「靖国神社は閉店すべき」発言に賛否、ネットで波紋
熱海市長選に異色の候補者:中国出身の徐浩予氏が出馬表明
静岡県熱海市で来年9月に予定される市長選挙に、中国出身の徐浩予(じょ こうよ)氏(32)が立候補を表明し、注目を集めている。徐氏はSNSで「靖国神社は閉店すべき」と発言し、この過激なメッセージが保守系団体の反発を招いている。しかし、徐氏は「選挙に出ることは問題ありません!」と強調し、自信を見せている。
日本文化への憧れから熱海へ
徐浩予氏は中国・内モンゴル自治区出身。幼少期から日本文化に触れ、川端康成の『伊豆の踊子』や夏目漱石の作品を愛読していたという。大学時代は金融業に携わりながらも、経営者としての夢を抱き、日本への留学を決意。東京・高田馬場の日本語学校に入学するも、授業についていけずに退学。その後、中国人観光客向けのビジネスを始めたが、コロナ禍で困難に直面した。
2021年、観光で訪れた熱海に魅了され、民泊ビジネスを開始することを決意。だが、引っ越しからわずか1週間後、熱海の土石流災害に遭遇。自宅も被災したものの、偶然外出していたため難を逃れた。その後は避難所生活を経験し、地域の高齢者や市議会議員との交流を通じ、熱海の課題に向き合うことになった。
SNS発言と市長選への意欲
徐氏は熱海の観光依存や少子高齢化に問題を感じ、市立大学の新設を通じて若者や高度人材の誘致を目指すと主張している。しかし、SNSでの「靖国神社は閉店すべき」との発言が物議を醸し、保守系団体からは彼の帰化申請の不許可を求める声も上がっている。
「思ったことは黙っていられない性格」と語る徐氏は、発言を撤回する意思はないと明言。熱海の未来を変えるために市長選への出馬を決断し、「市長になったら地域に貢献したい」と強調している。
ネット上の反応
徐浩予氏の出馬表明とSNS発言について、ネット上では賛否両論が巻き起こっている。
「外国人が日本の歴史や文化に口出しするのは違和感がある」
「多様な意見があるのは民主主義の証。出馬自体は問題ない」
「熱海の未来を真剣に考えているなら、応援したい」
「SNSで過激な発言をする人が市長になるのは不安」
「移住者として地域に貢献しようとする姿勢は評価できる」
熱海市長選の行方は
徐浩予氏は国籍について明言を避けつつ、「選挙に出ることは問題ない」と自信を見せている。熱海市長選は地域の将来を左右する重要な選挙であり、彼の出馬がどのような影響をもたらすのか注目が集まる。他の候補者の動向や市民の反応にも注視していきたい。