2025-05-18 コメント投稿する ▼
足立康史氏、政界引退撤回し国民民主党から再出馬へ 「103万円の壁」が決断の鍵
足立康史氏、国民民主党から再出馬へ
元衆議院議員の足立康史氏(59)は、2025年夏の参議院選挙で国民民主党の比例代表候補として出馬することを発表した。18日、大阪市内で街頭演説後に行った取材で、政界引退を撤回し、国民民主党からの再挑戦を決めた理由を明かした。
「103万円の壁」が決断のきっかけ
足立氏は出馬を決意した背景として、「103万円の壁」に関連する基礎控除の引き上げを挙げた。「30年ぶりの基礎控除引き上げは、日本経済の大きな転換を示している」と語り、長年デフレから抜け出せなかった日本がインフレ経済へと移行し、国民民主党がその構造改革に取り組んでいることに共鳴したという。
「私は維新の会を育てようとしていたが、国民民主党が50年、100年の国家運営を本気で目指すなら、協力したいと思った。今、日本の未来を見据えた政策に取り組む政党は、国民民主党しかない」と強調。玉木雄一郎代表率いる国民民主党が長期的なビジョンを掲げる姿勢に惹かれたことを明かした。
国民民主党への参加理由
「私が国民民主党に入ることで、この党に新たな価値を与えられると思っています」と語る足立氏は、「国民民主党は維新にはない安定感と国家観がある。私はその中で、維新で培ったエネルギーを注ぎ込むつもりだ」と意欲を示した。さらに、かつての仲間たちへの思いも隠さず、「大阪の人々には『私が維新』だと言い続ける。私の考え方は変わらない」と述べた。
SNS上の反応
足立氏の再出馬表明には、SNS上で多様な反応が寄せられている。
「足立康史さん、また国政で活躍してほしい!」
「維新から国民民主党?でも政策で判断する姿勢は信頼できる」
「103万円の壁の問題、もっと取り上げてほしい。足立さんに期待!」
「政策本位で党を選んだ姿勢、好感が持てる」
「政界引退を撤回してくれて良かった。これからも応援します」
足立康史氏の挑戦に期待
足立氏は、かつて日本維新の会で培った経験と熱意を国民民主党に注ぎ込むことを目指している。国民民主党も彼を迎え入れることで政策力を強化し、選挙戦での戦力を高めたい考えだ。足立氏の再出馬がどのような影響を与えるか、今後の動向が注目される。