2025-01-10
公約防衛省周辺の重要土地取得、中国が最多 安全保障上の懸念強まる
近年、日本の防衛にとって極めて重要な土地が外国人や外国法人によって取得される事例が増加しており、国家安全保障上の深刻な懸念が高まっています。
2023年度の調査によれば、20都道府県で外国人や外国法人による土地174筆、建物197個の計371件の取得が確認されました。そのうち、中国が203件と最多で、韓国49件、台湾46件と続いています。
特に、東京都内の防衛省市ケ谷庁舎周辺では104件、陸上自衛隊の補給統制本部周辺で39件、練馬駐屯地周辺で20件の取得が報告されています。これらの地域は日本の防衛にとって極めて重要な拠点であり、外国資本による土地取得は国家安全保障上の重大なリスクを伴います。
このような状況を受けて、政府は「重要土地利用規制法」を制定し、重要施設周辺や国境離島を「特別注視区域」や「注視区域」として指定し、外国人や外国法人による土地・建物の取得に対する規制を強化しました。しかし、現行の規制では、取得後の利用状況に対する監視や対応が不十分であり、実際に「重要施設の機能を阻害するような行為」が確認されていないとの報告もあります。
また、北海道では、中国系企業が農地や観光施設を買収し、地域経済や治安に対する懸念が高まっています。特に、国境離島での土地取得は、国家防衛の最前線として極めて重要であり、外国資本による取得が進むことは、領土保全や防衛体制に深刻な影響を及ぼす可能性があります。
このような状況を踏まえ、政府は規制の強化や監視体制の整備を進めていますが、依然として外国資本による土地取得に対する懸念は払拭されていません。今後、国家安全保障を確保するためには、より一層の法整備と監視体制の強化が求められます。
この投稿は石破茂の公約「中国に対しては、「建設的かつ安定的な関係」を日中双方の努力で構築」に関連する活動情報です。
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2025-01-10 10:10:02(キッシー)
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