2026-07-02 コメント投稿する ▼
林芳正総務相がポスト高市にらみ動き活発化、武田良太氏と会食・旧岸田派は分裂状態
高市早苗政権の重要閣僚として内閣を支える林芳正総務相が、自民党総裁選に向けた動きを活発化させています。2026年6月18日夜には武田良太元総務相と都内で会食し、旧二階派中心のグループとの連携を模索しているとみられます。同月14日の島根県での会合では「志を持ち続けていきたい」と総裁就任への意欲を公言。旧岸田派(旧宏池会)内の分裂状態が続く中、2024年衆院選をめぐる選挙費用の刑事告発問題も抱え、2027年秋の総裁選に向けた道筋の描き方が注目されています。
「志を持ち続けたい」林芳正氏、ポスト高市へ意欲を公言
高市早苗政権の重要閣僚として内閣を支える林芳正総務相が、次の自由民主党(自民党)総裁選に向けた動きを活発化させています。
2026年6月14日、島根県松江市での党島根県連の会合で「志を持ち続けていきたい」と発言し、総裁就任への意欲を公の場で改めて明確に示しました。
林氏は2024年および2025年の自民党総裁選にいずれも立候補しており、2025年の総裁選では第1回投票で高市首相、小泉進次郎防衛相に次ぐ3位につけています。高市首相の総裁任期は2027年9月に満了を迎えることから、党内では「ポスト高市」をめぐる動きが水面下で進んでいます。
総務大臣として地方政策を担う林氏は、2025年秋から週末を利用した全国行脚を重ねており、2026年6月時点で全国約20カ所を訪問しています。前回の総裁選で地方の党員票が伸び悩んだことへの反省が、地方訪問の強化につながっています。
林芳正さんがまた総裁選狙ってるの?今は高市さんを全力で支えるべきじゃないの?
武田良太氏との会食、「数の足し算」を模索する林氏の戦略
2026年6月18日夜、林氏は都内のイタリア料理店で武田良太元総務相と約2時間にわたって会食しました。地元山口県で長年林氏を支え、7度の県議会議長を務める柳居俊学氏も同席したとされます。
武田氏は2026年2月の衆院選で国政に返り咲き、4月には旧二階派のメンバーを中心とした政策グループを立ち上げています。関係者によると、会食の名目は武田氏の返り咲きを祝うものだったといいます。
しかし「2人が組み合わさると、どうしてもそういう目でみられる」(旧岸田派ベテラン)との声が広がるように、ポスト高市をにらんだ連携との見方が党内で強まっています。林氏からみれば、武田氏をはじめとするグループトップとの連携は総裁選に向けた「足し算」を実現する重要な布石です。
林氏は参院にグループを持つ石井準一参院幹事長とも定期的に意見交換しているとされます。また5月に麻生太郎副総裁らが高市首相の党内基盤を固める目的で設立した議員連盟「国力研究会」には、林氏と武田氏がともに入会しており、「何の会かよく分からなくした」(中国地方の自民中堅)と、主流派へのけん制との受け止めが広がっています。
「武田良太さんとの会食、あからさまに次の総裁選の準備でしょ。有権者もわかってるよ」
「閣僚なのに総裁選の動きって、ちゃんと仕事に集中してるのかな。国民として気になる」
旧岸田派の分裂、「ポスト高市」への道に立ちふさがる壁
林氏の足固めにおいて、最大の懸念材料の一つが旧岸田派(旧宏池会)内部の亀裂です。
2025年の総裁選では旧岸田派の一部が、林氏ではなく小泉進次郎防衛相の支援に回りました。岸田文雄元首相はどちらへの支持も明言せずグループの分裂は収拾に至っていません。現在、林氏に近いメンバーと木原誠二衆院議員のグループはそれぞれ別々に定期的な会合や勉強会を続けており、一本化の見通しは立っていません。
ある旧岸田派の秘書は「他を取れても、こっちが減る可能性がある。まず旧岸田派をまとめた方が良い」と漏らします。選挙目当てで様々な勢力と連携するあまり、旧宏池会が培ってきた政策の色合いから離れ、従来の支持基盤を失うリスクを懸念する声です。
旧岸田派がバラバラのまま林さんが総裁選目指しても、勝ち目あるの?まとめてからでしょ
選挙費用疑惑と地方票、2027年総裁選へ残る課題
林氏をめぐっては、2024年の衆院選において陣営の労務費支払いに違法性の疑いがあるとして、出納責任者と秘書が刑事告発されています。この問題について国民への透明性ある説明が不可欠であり、疑惑を曖昧なままにしておくことは総裁候補としての信頼性を傷つけかねません。
一方、前回2025年の総裁選では地元山口をはじめ広島など6県で党員票のトップを獲得しながら、全体の地方票では伸び悩みました。今回の地方行脚はその反省を踏まえたもので、島根県連幹部は「取りこぼさないという思いであえて島根でサービスをしてくれた」と受け止めています。
依然として高い支持率を誇る高市内閣を支える閣僚の立場を保ちながら、次の総裁選に向けた地ならしを急ぐ林氏の動きは、2027年秋の総裁選が近づくにつれて一段と注目を集めることになります。
林さんの陣営の刑事告発の話、きちんと説明してほしい。うやむやにするなよ
まとめ
- 林芳正総務相が2026年6月14日の島根・松江での会合で「志を持ち続けたい」と総裁への意欲を公言した
- 同月18日、武田良太元総務相と約2時間の会食。旧二階派中心グループとの「足し算」連携を模索
- 柳居俊学・山口県議会議長も同席。ポスト高市に向けた地盤固めとの見方が党内で広がる
- 林氏は石井準一参院幹事長とも定期接触。麻生氏肝いりの「国力研究会」には武田氏とともに入会しけん制の姿勢
- 旧岸田派は「林グループ」と「木原誠二グループ」に分裂状態で一本化の見通し立たず
- 2025年の総裁選で地方票が伸び悩んだことを受け、全国約20カ所の地方行脚を精力的に続ける
- 2024年衆院選での選挙費用をめぐる刑事告発問題を抱え、国民への説明責任が課題