2025-05-08 コメント投稿する ▼
石破首相、北朝鮮ミサイル発射中も会食続ける 政府「危機管理に問題なし」と強調
石破首相、北朝鮮ミサイル発射中も会食継続 政府「問題なし」強調
8日朝、北朝鮮が複数の弾道ミサイルを発射した。しかし、石破茂首相はその時間も会食を続けていたことが明らかになり、政府の危機管理対応に対する疑問の声が上がっている。
北朝鮮、弾道ミサイル発射で緊張走る
防衛省は8日午前、北朝鮮が日本海に向けて複数の短距離弾道ミサイルを発射したと発表。最高高度約100キロメートル、飛行距離約800キロメートルに達し、日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したとみられる。
中谷防衛相は「北朝鮮の一連の行動は、我が国および国際社会の平和と安全を脅かすものであり、断じて容認できない」と強調。外交ルートを通じて北朝鮮に厳重に抗議した。
石破首相、会食続ける 危機管理は問題なし?
その一方で、石破首相は午前8時前から東京・虎ノ門のホテルで日本総合研究所の寺島実郎会長と会食を行っていた。ミサイル発射後も会食を続け、午前9時20分にホテルを出発し、9時29分に官邸に到着した。
林芳正官房長官は同日の記者会見で、「逐次、首相秘書官を通じて報告を受けていた。さまざまな情勢を総合的に勘案した上で必要な対応を行っている」と述べ、政府の危機管理に問題はなかったとの認識を示した。しかし、国家安全保障会議(NSC)は開催されなかったことから、対応の是非に疑問の声もあがっている。
ネット上での反応「危機感が足りない」
首相の対応に対し、SNS上では厳しい声が相次いでいる。
「ミサイル発射中に会食なんて、首相としての自覚が足りないのでは?」
「情報を受け取っていたとしても、国民に不安を与える行動だ」
「NSCを開かないのは危機管理に欠けている証拠」
「国民の安全を最優先にすべきなのに、会食を続けるとは信じられない」
「国際社会にどう見られるかも考慮すべきでは?」
政府は情報収集と関係国との連携を強化
政府は引き続き、情報収集や警戒監視に全力を挙げ、国民の安全を確保するとしている。また、米国や韓国をはじめとする関係国と緊密に連携し、国連安保理での対応も検討している。
今回の石破首相の対応をめぐる議論は、政府の危機管理能力や首相のリーダーシップに対する国民の信頼に影響を与える可能性があり、今後の対応が注目される。