2025-04-28 コメント: 2件 ▼
平岩征樹衆院議員が国民民主党を離党 軽率な行動を謝罪、信頼回復に向け決意
平岩征樹衆院議員、国民民主党へ離党届提出
衆議院議員の平岩征樹氏は28日、国民民主党へ離党届を提出したことを明らかにした。平岩氏は、自らの「軽率な行動」により、家族や関係者、支持者に多大な心配と迷惑をかけたことを深く謝罪した上で、「これ以上党に迷惑をかけるわけにはいかない」として、離党を決断した。
離党理由と謝罪の言葉
平岩氏は同日、声明を発表し、「私の軽率な行動により、お相手や家族を傷つけ、多くの皆さまにご心配とご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます」と陳謝した。詳細な事情については明かしていないものの、プライベートな問題が社会的関心を呼び、党への影響を懸念して自ら身を引く決断に至ったとみられる。
また、「党人としての責任の取り方を真摯に考えた末、離党を決めた」と述べ、国民民主党にこれ以上の負担をかけない姿勢を強調した。
旧国民民主党時代からの7年間に感謝
平岩氏は、旧国民民主党時代から通算7年間にわたり、党の一員として政治活動を続けてきた。声明では「国民民主党の一員として活動の場を与えていただいたことに、心から感謝申し上げます」と述べ、これまで支えてくれた党関係者や支持者に対する謝意を繰り返し表明した。
これにより、国民民主党にとっては現職議員の離脱となり、組織への一定の影響は避けられない状況となった。党関係者は「極めて残念」とする一方、「本人の決断を尊重する」との意向を示している。
今後は信頼回復に努める姿勢
離党後の活動方針について平岩氏は、「これまでのご恩に報いるべく、自らを厳しく律し、信頼回復に努める」と表明した。今後、無所属で議員活動を続けるか、または議員辞職を含めた対応を検討する可能性もある。
なお、国民民主党は離党届を受理する方針だが、党としての処分や今後の選挙戦略への影響については慎重に見極める構えを見せている。
背景と影響
平岩氏を巡る問題は、一部メディア報道により拡散し、党のイメージ悪化を懸念する声が強まっていた。国民民主党は現在、支持拡大を図るべく積極的な政策提案を打ち出している最中であり、今回の離党劇は一定の痛手となる可能性がある。