2025-02-25
「事故映像も見ず責任も不明」 辺野古警備員死亡で玉城知事に批判
昨年6月、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に抗議していた女性を制止した警備員が、ダンプカーに巻き込まれ死亡する事故が発生した。この事故を受け、25日の沖縄県議会本会議で、自民党の島袋大議員が県の対応を厳しく批判した。
- ガードレール設置要請の拒否:
事故現場では、港湾を利用する事業者が事故前から「抗議者が事故に巻き込まれないようガードレールを設置してほしい」と何度も要請していた。しかし、県は「歩道である以上、歩行者の自由な通行を妨げる施設の設置はできない」との理由で、設置を認めなかった。
- 事故映像の未確認:
島袋議員は、玉城デニー知事や副知事が事故当時の映像を確認していないことを指摘し、「何ら対策を取ろうとしない。基地反対なら反対でいいが、こうした迷惑行為をさせないためにも、最善の策を取るのが県の仕事なのに、逃げ腰の答弁をしている」と非難した。
- 責任の所在:
玉城知事は「事故原因は県警で捜査が進められていると承知している。道路管理者としては、管理者本人が責任を有すると認識している」と述べ、具体的な責任の所在については明言を避けた。
- ラバーポール設置への批判:
県は今年1月、ガードレールの代わりにゴム製のラバーポールを設置した。しかし、防衛省沖縄防衛局は「ラバーポールでは妨害行為を防止できず、事故の状況や背景を無視したものだ」と反発している。
議場では「事故じゃない。事件なんだよ」「安全第一。それを無視するのか」といったヤジが飛び交い、県の対応に対する不満が高まっている。
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2025-02-26 09:45:27(キッシー)
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