2024-12-25
沖縄関係予算で1005億円が未使用:需要と供給のミスマッチ解消が課題
沖縄関係予算における不用額の問題が明らかになり、需要と供給のミスマッチが議論を呼んでいます。
立憲民主党の屋良朝博氏の質問主意書に基づき、2019年度から2023年度までの沖縄関係予算において、計1005億円が使用されなかったことが判明しました。
特に2021年度は不用額が690億円と、予算総額の約13%に達し、最大の未使用額を記録しました。各年度の不用額は一定ではなく、繰越額も大きな割合を占めています。たとえば、2020年度には予算の約38%に相当する2014億円が翌年度へ繰り越されました。
屋良氏は、この問題を「沖縄県民の生活向上を目的とした予算の本旨に反している」と指摘。執行率が低い事業が多い現状では、県民の利益に直結する施策が十分に実現できない可能性があると懸念を示しました。今後、予算の使途を精査し、需要と供給のミスマッチを解消することが求められています。
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2024-12-25 14:31:02(キッシー)
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