2025-04-17 コメント投稿する ▼
NHK牛田茉友アナ、国民民主から参院選出馬か 続く“人材流出”にNHK内部で波紋
牛田氏は大阪大学出身で、学生時代にはミスキャンパスに選ばれたこともある。NHKには2009年に入局し、山口、京都、大阪などの放送局を経て、現在は東京アナウンス室に所属。『首都圏ネットワーク』や選挙特番など、報道系番組でキャスターを務めてきた。落ち着いた語り口と的確な進行で視聴者からの信頼も厚く、ネット上でもたびたび称賛の声が上がっていた。
直近では、4月13日放送の『日曜討論』で「“トランプ関税”への対応」をテーマに、与野党の政策責任者による議論の司会を務めたばかり。その直後の出馬情報だけに、驚きの声も大きい。
NHKでは今年2月にも、元記者の小林さやか氏が退職後、国民民主党から千葉選挙区での出馬を表明したばかりだ。立て続けに職員が同じ政党から選挙に挑むという事態に、局内では「まるで国民民主党の“人材供給源”のように見られてしまう」と困惑の声も上がっている。
一方で、国民民主党は勢いに乗っている。玉木雄一郎代表のもと、「減税」政策を掲げて支持を拡大しており、今回の参院選では非改選5議席を含めて21議席以上の獲得を目標に掲げている。そのためには、選挙区で16議席以上を得なければならない。選挙区ごとの候補者擁立も急務となっており、特に定数6の“首都決戦”である東京選挙区には、強い候補が求められている。
選挙アナリストの間では、「牛田アナが出馬すれば、知名度もあり、女性有権者の支持も得られる可能性が高い。高得票での当選も現実味を帯びてくるだろう。これは自民党にとっても他の野党にとっても手強い相手だ」との見方も出ている。
こうした報道について、NHKは「職員個人に関することについてはお答えしておりません」とし、国民民主党側も「4月16日時点で東京選挙区の候補予定者は決まっていない」とコメントしている。
ただ、タイミング的にも布石が揃ってきており、牛田氏が“玉木代表の隠し玉”として名乗りを上げる日も近いかもしれない。