2025-06-29 コメント投稿する ▼
石平氏に“偽装応援”?元中国人・徐浩予氏の発言が招いた保守層分断とSNS炎上の裏側
元中国人による“偽応援”騒動が波紋 石平氏がSNSで疑念表明
評論家の石平氏が、SNS上で自身に対する一連の批判が「偽装応援」による印象操作であると訴え、ネット上で議論を呼んでいる。今回の投稿では、元中国人の人物・徐浩予氏が、保守層に向けて“石平支持”を装いながら、実際には彼の信頼を失墜させる意図を持って発言していると主張している。
今、SNSで『石平攻撃』の中心人物となっているのは徐浩予という元中国人である。彼はわざと『石平応援する』と言って保守層における私の評判を落とそうとしている
と石平氏は指摘し、さらに、
一部の日本人は彼の虚言に飛びついて『だから石平が危険』と騒ぐ
と述べ、そうした“罠”に安易に乗ってしまう国内世論の脆さを危惧した。
“応援”が逆効果に?SNS時代の情報操作
問題の中心とされている徐浩予氏は、元中国籍で帰化後に日本で活動している人物。Xやnoteでの政治的な発言や過去の問題発言により、一部のネットユーザーからは「反日的」との批判を受けていた。
今回、彼が“石平を支持する”という立場を表明したことで、保守層の一部が「石平は中国寄りなのでは?」という疑念を抱く事態に発展。これに対し石平氏は、「意図的な評判落とし」と断じている。
この構図は、一見すると単純な対立に見えるが、SNS時代の巧妙なイメージ操作や印象操作が介在している可能性もある。擁護を装った“逆支援”は、著名人や政治家の支持層を分断させる効果を狙った戦術とも言える。
ネット世論の反応と分断
XやFacebookでは、以下のような反応が飛び交っている。
「こんなやり方で石平氏を貶めるのは卑劣すぎる」
「“応援”がむしろ逆効果になるって本当に怖い時代」
「徐浩予という人物の発言に、なぜ日本人が振り回されるのか理解に苦しむ」
「石平氏は中国共産党批判を貫いてきたのに、なぜ疑われるのか」
「これは保守分断工作の一種では?」
こうした意見からは、SNS上での情報の受け止め方や、その背景にある不信感が垣間見える。とりわけ、出自を理由にしたレッテル貼りや感情的な反応が一部に見られることは、冷静な議論の妨げになっている。
“誰が発言したか”に左右される日本社会
石平氏が投稿で最も強調したのは、「なぜ日本人が、こうした“反日分子”と見なされる人物の発言に影響されるのか」という点である。
日本人は一体どうして、反日分子の彼の言葉に踊られるのであろう
この問いかけには、情報リテラシーの欠如や、SNS時代における“発言者の属性”が過度に重視される日本の情報環境への警鐘が込められている。
たとえ内容に矛盾があっても、発言者が外国出身であることや過去の発言履歴があるだけで、真偽不明のまま世論が動いてしまう──そうした傾向が、今回の事例でも露呈した形だ。
ネット時代の“擬似的世論操作”にどう向き合うか
今回の騒動は、政治家や評論家がどのようにして評判を操作されうるのか、そしてそれを見抜けず踊らされる世論の危うさを浮き彫りにした。SNSでは情報が瞬時に拡散する一方、裏にある意図や背景は見えにくい。
石平氏のように、長年にわたり一貫した主張を続けてきた人物であっても、“支持者”の皮をかぶった他者の発言によって簡単に評価が揺らぐリスクがある。これは、支持層の分断だけでなく、社会全体の分極化を進めかねない問題だ。
今後もこうした“偽装支持”による世論操作が現れる可能性がある以上、我々ひとり一人が冷静な視点と判断力を持って情報に接する姿勢が、ますます求められている。