2026-02-08 コメント投稿する ▼
参政・神谷代表「75点」SNS戦略に「ガードが効いている」候補者凍結も
参政党の神谷宗幣代表(48)が8日、都内で会見を実施し、今回の衆院選について「75点」と総評しました。高市早苗首相の人気が高い中、得票が伸び悩んだ理由として、得意のSNS戦略が前回ほど効果を発揮しなかったことを挙げました。「選挙期間中のSNS投稿が伸びなかったり、候補者のアカウントが凍結されたり、何かしらのガードが効いている状態だった」と党全体でSNS規制にあっていたことも告白しました。会見には60人近い報道陣がかけつけ、注目度の高さを伺わせました。
「75点」と総評、前回より厳しい評価
参政党の神谷宗幣代表が8日、都内で会見を実施しました。今回の衆院選について「75点ですね」と総評しました。前回の参院選では「120点」と付けていたことから、今回は厳しい評価となりました。
参政党の会見場には60人近い報道陣がかけつけ、注目度の高さを伺わせました。口を固く結び、会見場に登場した神谷代表は「高市総理の人気が高い中、野党にとっては厳しい戦いだったとは思っております」と切り出しました。
「昨年の参議院選挙を超える得票数を目標にしていましたが、そこには及ばないだろうという情勢です」と話し、目標未達成を認めました。
高市人気で切り抜き動画が減少
得票が伸び悩んだ理由について、前回の参院選で好調だったSNS戦略を挙げました。「前回は第三者の方に切り取り動画なども作ってもらったんですけど、今回は高市さんが人気で、そちらに(動画制作する人が)回ったのかなと」と推測しました。
「今回は僕の発言があまり切り抜かれていなかったので、露出も少なかったのかな」と自虐風に語りました。高市早苗首相の演説動画が大量に拡散される中、参政党の動画が埋もれてしまった可能性を示唆しました。
「参政党、SNS戦略が裏目に出たのか」
「高市さんの動画が多すぎて、他が埋もれたってこと?」
「何かしらのガードって、SNS規制されてたの?」
「候補者のアカウント凍結って、それは問題じゃないか」
「75点でも議席伸ばしたんだから、成功では」
「何かしらのガードが効いている状態」
神谷代表は「選挙期間中のSNS投稿が伸びなかったり、候補者のアカウントが凍結されたり、何かしらのガードが効いている状態だった」と党全体でSNS規制にあっていたことも告白しました。
「バスケットで言うと、なかなかシュートが打てない感覚でした」と苦笑いしました。SNSプラットフォーム側から何らかの制限を受けていた可能性を示唆する発言です。
候補者のアカウントが凍結されたという具体的な事例も挙げ、参政党のSNS戦略が想定通りに機能しなかったことを認めました。前回の参院選で効果を発揮したSNS戦略が、今回は思うように展開できなかったようです。
「存在感は示せた」と一定の評価
選挙全体の総評としては「今回の選挙が決まったときには自民党VS中道みたいな構図になりそうでしたが、なんとか存在感は示せたので埋没せず戦えたのかなと」と一定の評価を示しました。
自民党と中道改革連合の対決構図の中で、参政党が埋没せずに存在感を示せたことは成果だと述べました。実際、参政党は公示前の2議席から議席を増やし、一定の支持を獲得しました。
ただ「前回の参院選では120点と付けたんですが、今回はそれと比較すると75点ぐらいの選挙だと総括します」と厳しい点数を付けました。前回の勢いを維持できなかったことへの反省が伺えます。
豊田真由子氏の当選確実で笑顔
会見中には、比例・北関東ブロックで立候補していた豊田真由子氏の当選が確実となり、会見場にも登場しました。神谷代表は満面の笑みで花束を手に迎え、感極まる豊田氏に声をかけていました。
豊田真由子氏は元厚生労働官僚で、元衆議院議員です。「このハゲー!」発言で知られる豊田氏が参政党から立候補し、当選を果たしたことは、党にとって大きな成果となりました。
神谷代表の笑顔は、厳しい選挙戦の中での明るい話題となりました。
SNS戦略の限界
神谷代表は選挙戦を振り返り、「SNSだけで戦うのは限界がある。これから小選挙区で戦える態勢を全国で作っていく」とも語っていました。
参政党はSNSを活用した選挙戦で知名度を上げてきました。YouTubeやX(旧Twitter)などで積極的に情報発信し、特に若年層の支持を集めてきました。
しかし、小選挙区で勝利するためには、地元での組織作りや地道な活動が不可欠です。SNSでの情報発信と並行して、全国で小選挙区に候補者を擁立できる体制を整える方針を示しました。
高市人気に埋もれた野党
高市早苗首相の人気は、野党全体に影響を与えました。自民党が戦後最多となる316議席を獲得する中、野党は苦戦を強いられました。
特にSNSでは、高市首相の演説動画が大量に拡散されました。自民党が公示前に投稿した高市首相のメッセージ動画の再生回数は、わずか10日足らずで1億回を超えるという異例の事態となりました。
この「高市人気」の前に、参政党のSNS戦略も効果を発揮しにくかったと考えられます。神谷代表が「高市さんが人気で、そちらに(動画制作する人が)回った」と推測したのは、あながち間違いではないかもしれません。
議席は増やすも課題残る
参政党は公示前の2議席から議席を増やしました。神谷代表は「政権のチェック役に」と議席伸長に手応えを示しており、社会保障改革の「国民会議」への参加意向も表明しています。
しかし、前回の参院選での「120点」から今回の「75点」への評価ダウンは、党内での危機感を示しています。SNS戦略の限界を認識し、新たな戦略を模索する必要があります。
「何かしらのガードが効いている状態」という発言は、SNSプラットフォーム側の対応への不満を示唆しています。今後、参政党がどのようにSNS戦略を見直すかが注目されます。