2025-03-28 コメント投稿する ▼
杉尾議員、予算案修正や年金改革の遅れを厳しく批判
■ 予算案の修正に関する懸念杉尾議員は、衆議院での予算審議開始から2か月が経過した現状について、「場当たり的で妥協の産物」と批判し、政府の政策に哲学が欠如していると指摘した。 特に、衆議院で修正された予算案が参議院で再修正される可能性について、「再修正案は高額療養費の自己負担上限引き上げの凍結を含んでおり、これは我々の主張と一致するが、予備費を減額して充てることは予備費の趣旨に反する」と疑問を呈した。
■ 高額療養費制度の見直し
高額療養費制度の見直しに関して、政府が「秋までに再検討する」との方針を示していることについて、杉尾議員は「期限を設けるべきではない」と述べ、早急な議論と対応を求めた。 これに対し、石破総理は「早ければ早い方が良い」としつつも、「具体的な期限は設けず、濃密な議論を行いたい」と回答した。
■ 年金改革法案の未提出
年金改革法案が重要法案として位置づけられながら、未だ国会に提出されていないことについて、杉尾議員は「史上初の事態」と指摘し、政府に対して責任ある対応を求めた。 福岡厚労大臣は「提出に向けて鋭意努力中」と述べるのみで、具体的な進捗状況については明言しなかった。
■ 企業・団体献金の見直し
企業・団体献金の見直しに関して、杉尾議員は「3案が全て廃案となれば、成果ゼロと見なされる」と警告し、「国民が納得すると思うか」と政府の姿勢を批判した。 石破総理は「現在議論中の事項についてはコメントしない」と答弁を避けたが、杉尾議員は「金による政治の支配を終わらせ、利権政治に終止符を打つべきだ」と強調した。
- 予算案の修正:衆議院と参議院での予算案の再修正に関し、予備費の流用について疑問が呈されている。
- 高額療養費制度の見直し:政府の再検討方針に対し、早急な議論と対応が求められている。
- 年金改革法案:未提出の状況に対し、政府の責任ある対応が期待されている。
- 企業・団体献金の見直し:議論の停滞により、政治改革への意欲が問われている。