2025-01-13
石破首相、米比首脳と会談 海洋安全保障と経済課題で連携継続を確認
石破茂首相は1月13日、アメリカのバイデン大統領、フィリピンのマルコス大統領とテレビ会議形式で会談し、海洋安全保障や経済安全保障などの分野での連携を継続することで一致しました。
【海洋安全保障における日米比の連携】
中国の海洋進出を念頭に、日米比3か国は海洋安全保障や経済安全保障、インフラ強化の分野での協力を確認しました。
バイデン大統領は、次期政権においても3か国間の協力を継続することが国益にかなうと述べ、連携の重要性を強調しました。
【日本製鉄によるUSスチール買収問題】
石破首相は、バイデン大統領が日本製鉄によるUSスチールの買収計画に禁止命令を出したことに対し、日本やアメリカの経済界から強い懸念が出ていると指摘し、懸念の払拭を強く求めました。
バイデン大統領は、米国の国家安全保障と重要なサプライチェーンへのリスクを理由に、買収禁止命令を出したと説明しています。
日本製鉄とUSスチールは、買収禁止命令に対し、法的権利を守るためにあらゆる措置を追求するとして、CFIUSの審査手続きの無効を求める訴訟を提起しました。
【今後の展望】
石破首相は、国際情勢が複雑さを増す中、法の支配に基づく自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて、引き続き努力する意向を示しました。
また、アメリカのトランプ次期大統領との会談については、早期の実現を目指して最終的な調整を行っていると述べ、岩屋外務大臣がトランプ氏の就任式に出席する際に日程について話し合う可能性があると示唆しました。
今回の会談は、東・南シナ海での緊張が高まる中、日米比3か国の協力関係を再確認し、次期政権においても連携を継続する意志を示す重要な機会となりました。
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2025-01-14 13:07:25(キッシー)
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