2025-03-13
日本、USAID削減を受けて途上国教育支援GPEへの更なる貢献を約束
日本政府は、途上国の教育支援を行う国際機関「教育のためのグローバル・パートナーシップ(GPE)」に対し、これまでに総額5,588万ドル(約74億8,792万円)の支援を行ってきました。GPEは途上国の教育の質を高めるために重要な役割を果たしており、日本は今後もこの取り組みをサポートし続けると表明しています。さらに、GPEからは日本のさらなる貢献が期待されています。
GPEは2002年に世界銀行が中心となって設立され、途上国の教育支援を行う国際的なパートナーシップです。日本は2008年に加盟し、これまで継続的に支援を行ってきました。日本がGPEに提供した総額は5,588万ドル(約74億8,792万円)にのぼり、特に2021年から2023年の間に2,467万ドル(約33億578万円)、2024年には447万ドル(約5億9898万円)を拠出しました。
これに対して、アメリカは2024年に1.3億ドル(約174億2,000万円)の拠出を決定し、引き続き最大の支援国として位置付けられています。
最近、GPEの理事会議長が宮路外務副大臣を訪問しました。宮路副大臣は、日本が「人間の安全保障」の一環として教育を重視していることを強調し、GPEの基礎教育向上に向けた取り組みを高く評価しました。そして、2025年8月に開催されるアフリカ開発会議(TICAD9)を契機に、GPEとの連携をさらに深めていきたいと述べました。これに対してGPEのキクウェテ議長は、日本の支援に感謝の意を表し、今後も日本に大きな役割を果たしてほしいと期待を寄せました。
一方、アメリカの国際開発庁(USAID)は対外支援の8割を削減する方針を決定しており、これがGPEへの支援にも影響を与える可能性があります。
■日本のGPEへの支援額:総額5,588万ドル(約74億8,792万円)。
■主要な支援年次:
- 2021年から2023年で2,467万ドル(約33億578万円)。
- 2024年に447万ドル(約5億9898万円)。
■アメリカの支援額:2024年に1.3億ドル(約174億2,000万円)。
■日本とGPEの連携強化:2025年のTICAD9を通じて連携を深める予定。
■USAIDの支援削減:対外支援の8割を停止する方針。
日本は今後も途上国教育の向上に貢献し、GPEとの強い連携を続けていく意向を示しています。
コメント: 0件
2025-03-13 18:03:37(先生の通信簿)
コメントを投稿することができます。管理者の確認後公開されます。誹謗中傷・公序良俗に反する投稿は削除されます。
「先生の通信簿」は、議員や首長など政治家の公約・政策を「みんなで」まとめるサイトです。また、公約・政策に対しては、進捗度・達成度などを含めたご意見・評価を投稿することができます。
政治家や議員の方は、公約・政策を登録し有権者にアピールすることができます。また、日頃の活動報告も登録することができます。
選挙の際に各政治家の公約達成度や実行力など参考になれば幸いです。
※この情報は当サイトのユーザーによって書き込まれた内容になります。正確で詳しい情報は各政治家・政党のサイトなどでご確認ください。