2025-02-26
公約小選挙区制を「間違いだった」と認める 選挙制度改革に言及
石破茂首相は2月26日の衆議院予算委員会で、現行の小選挙区比例代表並立制の導入を推進した自身の過去の認識について「間違っていた」と述べた。1994年の政治改革当時、二大政党制の実現を目指して同制度を導入したが、制度を導入すれば二大政党が実現するとの考えは「私の考えの足らざるところだった。率直に認める」と語った。
石破首相は、かつての中選挙区制について「同じ党なのに、違うことを言って許される制度は絶対に間違いだと思った」と説明。また、小泉純一郎元首相から当時「党本部と首相官邸の言うことしか聞かない議員ばかりになる」といさめられたことも明かした。
1月23日の施政方針演説でも、石破首相は「あるべき選挙制度を議論していきたい」と述べ、現行の小選挙区制の見直しを与野党に提案している。中選挙区制の復活を視野に入れたこの提案は、与野党の協力を促すものとされ、今後の選挙制度改革に向けた議論が期待される。
現行の小選挙区比例代表並立制は、1994年の政治改革で導入され、二大政党制の実現を目指していた。しかし、近年では小選挙区で敗北した候補者が比例代表で復活当選する「ゾンビ復活」現象など、制度の課題が指摘されている。
石破首相の今回の発言は、選挙制度改革に向けた議論を活性化させる可能性があり、与野党の協力が求められる局面となっている。
- 石破首相の発言:
小選挙区比例代表並立制の導入を推進した自身の過去の認識を「間違っていた」と述べた。
- 中選挙区制への言及:
かつての中選挙区制について「同じ党なのに、違うことを言って許される制度は絶対に間違いだと思った」と説明。
- 小泉元首相の指摘:
小泉純一郎元首相から「党本部と首相官邸の言うことしか聞かない議員ばかりになる」といさめられたことを明かした。
- 施政方針演説での提案:
1月23日の施政方針演説で、現行の小選挙区制の見直しを与野党に提案。
- 選挙制度の課題:
小選挙区で敗北した候補者が比例代表で復活当選する「ゾンビ復活」現象など、制度の課題が指摘されている。
- 今後の展望:
石破首相の発言は、選挙制度改革に向けた議論を活性化させる可能性があり、与野党の協力が求められる。
この投稿は石破茂の公約「有権者目線で選挙制度を見直す改革」に関連する活動情報です。
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2025-02-27 10:05:01(キッシー)
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