2025-01-21
大雪被害支援で特別交付税166億円繰り上げ交付
この冬の大雪による被害を受けた自治体を財政的に支援するため、総務省は特別交付税166億円余りを、山形県や青森県など11の道県、計124市町村に繰り上げて交付することを決定しました。特別交付税は通常、12月と3月の年2回、自然災害で被害を受けた自治体に国から交付されるものですが、今回は除雪費用の増大などで自治体の財政運営に支障が出る恐れがあるとして、3月の交付分の一部を前倒しで1月22日に交付します。
■主な交付先と金額の内訳
・山形県:鶴岡市や米沢市など22市町村に計26億3200万円
・青森県:青森市や弘前市など24市町村に計33億2500万円
・新潟県:上越市や長岡市など14市町に計41億8500万円
村上総務大臣は閣議後の記者会見で、「今後も除雪の経費などを丁寧に把握し、自治体の財政運営に支障が出ないよう、適切に対応していきたい」と述べました。
この特別交付税の繰り上げ交付は、自治体が迅速に除雪作業や被害対応を行うための財政的支援を目的としています。特に、山形県や青森県、新潟県などの豪雪地帯では、除雪費用が大幅に増加しており、今回の措置はこれらの自治体の財政負担を軽減することが期待されています。
また、総務省は今後も各地の状況を注視し、必要に応じて追加の財政支援を検討する方針です。自治体は、国からの支援を活用し、住民の安全確保や生活支援に努めることが求められています。
このような特別交付税の繰り上げ交付は、過去にも大雪や台風などの自然災害時に行われており、自治体の迅速な復旧活動を支える重要な制度となっています。今後も、自治体と国が連携し、災害対応に万全を期すことが重要です。
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2025-01-24 09:40:37(植村)
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