2026-01-20 コメント投稿する ▼
藤巻健太議員が政界引退表明 千葉6区で与党一本化のため身を引く
日本維新の会(維新)の藤巻健太衆議院議員(42歳、比例南関東、2期)が2026年1月20日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、2月8日投開票の次期衆議院選挙について「出馬せず、政界から身を引く決断をした」と投稿しました。 2024年の衆議院選挙では、小選挙区で立憲民主党の安藤淳子氏、自民党の渡辺氏に次ぐ3位に終わりましたが、再び比例復活で再選を果たしました。
維新・藤巻健太議員が政界引退表明 千葉6区で与党候補一本化のため身を引く
日本維新の会(維新)の藤巻健太衆議院議員(42歳、比例南関東、2期)が2026年1月20日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、2月8日投開票の次期衆議院選挙について「出馬せず、政界から身を引く決断をした」と投稿しました。衆議院千葉6区(松戸市)から立候補する予定だった藤巻氏は、与党候補の一本化を目指して自ら身を引く異例の決断を下しました。
藤巻氏は20日夜、産経新聞の取材に対し「このままでは与党候補が共倒れになってしまう」と述べ、自民党元職の渡辺博道氏(75歳)との対決が避けられない状況で、与党候補を一本化する必要があると判断したと説明しました。
中道改革連合の台頭を懸念
藤巻氏はXで「与党が分裂し、中道改革連合が漁夫の利で議席を得る可能性が高い。それは私の政治信条として望むところではありません」と表明しました。千葉6区では、自民党と維新の与党候補同士が対決する構図が見込まれていましたが、新党「中道改革連合」も候補を擁立する予定でした。
藤巻氏は千葉日報社の取材に対し、「一本化が必要と前々から考えていた。党本部の候補者調整が進むことを期待し見守っていたが、行われないとのことで18日に判断した」と語りました。不出馬を決めたのは、党本部から立候補の最終確認手続きがあった18日夜で、党幹部にも伝えたといいます。
「藤巻さんが身を引くなんて、維新はどういう判断なんだろう」
「与党候補の一本化って言うけど、結局は中道に議席を渡すだけじゃないの」
「千葉6区の有権者は、こういう候補調整をどう見るんだろうか」
「維新も自民も、結局は選挙戦略ばかり考えているように見える」
「政治家が身を引くって、本当に国民のためなのか疑問だ」
2期務めた国会議員活動
藤巻氏は、元参議院議員で経済評論家の藤巻健史氏(2025年7月に政界引退)を父に持ちます。みずほ銀行勤務を経て、2013年7月に父の公設第一秘書となったことをきっかけに政治家を志しました。
2014年と2017年の衆議院選挙では千葉2区から維新の党(後に日本維新の会)公認で立候補しましたが、いずれも落選しました。2021年の衆議院選挙では、立憲民主党の生方幸夫氏が北朝鮮の拉致被害者に関する失言で党の公認を外されたことを受け、公示直前に千葉6区からの立候補に変更しました。小選挙区では自民党の渡辺博道氏に敗れましたが、比例南関東ブロックで復活当選を果たしました。
2024年の衆議院選挙では、小選挙区で立憲民主党の安藤淳子氏、自民党の渡辺氏に次ぐ3位に終わりましたが、再び比例復活で再選を果たしました。なお、渡辺氏は自民党の73歳定年制により比例名簿に非登載だったため落選しています。
三角関数発言で物議
藤巻氏は国会議員としての活動の中で、教育問題に関する発言が物議を醸したことがあります。2022年5月23日、財務金融委員会で「貴重な10代の大事な日々をsin、cosに捧げておりました。受験の翌日以降、この20年ほどsin、cosは一度も使っておりません」と発言し、三角関数を全国の高校生に教え込む必要があるのかと問題提起しました。
この発言をツイッターで報告した結果、「三角関数不要論者」として大きな批判を浴びました。藤巻氏は後に「決して三角関数を不必要と言いたかったわけではない。高校教育は教養や基礎的なものに重きを置き過ぎ、生活の役に立つような実学が少し足りないのではないかということを伝えたかった」と釈明しました。
今後は未定、千葉維新の会代表も退任
藤巻氏は政界引退の理由について「国会議員を2期4年3カ月やり一つの区切りと考えた。やるべきことをやり、言うべきことは言った」と説明しました。今後については「決めていない」とし、千葉維新の会代表も退く意向を示しています。
なお、藤巻氏は1月16日の報道各社の取材では、高市早苗政権の経済政策を支持し「政権を支えたい」と立候補する意向を示していました。わずか数日で方針を転換したことになります。
千葉6区では、藤巻氏の不出馬により、自民党元職の渡辺氏と中道改革連合の候補者との対決構図になる見通しです。与党候補の一本化により、自民党にとっては有利な状況が生まれる一方、野党側は批判を強める可能性があります。
次期衆議院選挙は1月27日公示、2月8日投開票の日程で実施される見通しです。藤巻氏の決断が千葉6区の選挙戦にどのような影響を与えるか、注目が集まっています。